FC2ブログ

記事一覧

新型コロナ“入院難民” 6都道府県で1万4000人の衝撃予測(2020年11月3日配信『日刊ゲンダイ』)

キャプチャ
大阪がダントツ(吉村洋文大阪府知事)

 新型コロナウイルス第3波の勢いが止まらない。29日、新規感染者は4日連続2000人を超え、重症者も過去最多の462人となった。感染急増に伴い、自治体が確保している入院病床や宿泊施設は埋まりつつある。現在、都道府県が確保している「病床・居室数」と、最新のグーグルの感染予測を重ねるとショッキングな事態が見えてくる。

 ◇  ◇  ◇

 29日公開の予測では、11月26日から12月23日までの28日間で新規感染者は8万4184人に膨れ上がっている。さらに驚きなのが、同期間中でのピーク時の1日当たりの入院・療養等患者数の予測だ。

 これに、厚労省が27日に発表した25日時点で確保している入院病床と宿泊施設の居室数を示したのが<別表>だ。大阪は8609人の患者に対して、療養施設は2922室にとどまり、なんと5687人もの患者があふれる。6都道府県で合計1万3552人が医者がケアしてくれる病院や宿泊施設に入りたくても入れなくなる計算なのだ。

高齢者や重症者も自宅療養を強いられる

 公明党の石井啓一幹事長は29日のNHK日曜討論で、予防線を張るように、「これまでは高齢者の場合は陽性になると基本的に入院だったが、比較的症状が軽い人については、宿泊療養、または自宅療養とも考えなければいけない」と語り、重症化リスクの高い高齢者まで自宅療養を強いられる可能性を明らかにした。

 しかし、1万人以上が病院にも宿泊施設にも入れないのは、もはや医療崩壊そのものではないのか。医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏はこう言う。

「欧州では医療崩壊を起こした第1波の反省から、医療体制を強化しました。現在、1日数万人の感染者が出ても、何とか医療を回しています。その10分の1の感染者の日本で医療が危機的状況に近づいている。いったい半年間、何をしてきたのか。このままでは重症者も自宅療養になりかねません。病床を増やし、ホテルを借り上げるなどして、療養施設を増やすことはできるでしょうが、医療スタッフを確保できないため、十分な治療ができない恐れがあります。台湾や中国の医療従事者に協力してもらうことも視野に入れるべきです」

 大阪府が進めていた臨時施設「大阪コロナ重症センター」の第1期分30床が30日完成したが、必要な看護師130人のうち50人しか確保できていない。

 医療崩壊は目前だ。




スポンサーサイト



プロフィール

gogotamu2019

Author:gogotamu2019
障害福祉・政治・平和問題の最新ニュース・論説紹介

最新記事

カテゴリ