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夫婦別姓「少子化の要因」 男女共同参画原案、推進派の意見色濃(2020年12月3日配信『産経新聞』)

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 政府が12月中旬にも閣議決定する第5次男女共同参画基本計画の原案が3日、判明した。注目される選択的夫婦別姓制度に関する記述については、「実家の姓が絶えることを心配して結婚に踏み切れず少子化の一因となっている」など、推進派の意見を色濃く反映する内容になっている。慎重な意見が根強い自民党は4日の部会で原案について議論する予定だが、反発も予想される。

 原案では、女性の約96%が結婚に伴い姓を変更している現状を説明し、旧姓を引き続き使えないことが結婚後の「生活の支障になっている」と指摘。例として「仕事の実績や成果が引き継がれないなど女性活躍の妨げになっている」ことや、パスポートの旧姓併記について「渡航先の出入国管理当局等から説明を求められるなど国際社会で通用しない」ことを挙げた。

 また、「国際社会において、夫婦の同氏(姓)を法律で義務付けている国は、日本以外に見当たらない」とも指摘。国連女子差別撤廃委員会が日本の制度に懸念を表明していることを紹介し、「制度の在り方の検討に当たっては、国際的な視点も踏まえていく必要がある」とした。

 一方、慎重派の意見は「改姓した人が不便さを感じることのないよう、引き続き旧姓の通称使用の拡大やその周知に取り組む」などにとどまっている。

 夫婦別姓をめぐっては、自民党内でも議論が活発化。3日には、党有志による議員連盟「『絆』を紡ぐ会」が党本部で下村博文政調会長と面会し、旧姓の通称使用の拡充と周知徹底を求める提言を手渡した。

 面会後、共同代表の高市早苗前総務相は記者団に「子供をどちらの姓にするかをめぐり両家が対立するなどの混乱が起きる。子供の福祉のためにも、夫婦、親子が同氏であることを堅持したい」と強調した。 



選択的夫婦別姓に反対する自民有志が議連「『絆』を紡ぐ会」設立へ、なお国民の7割は賛成(2020年11月18日配信『buzzap』)

もはや日本国民の民意と言って過言ではないほどに望まれている選択的夫婦別姓。ですが自民党の一部がこれに強固に反発し、議連まで設立することが判明しました。詳細は以下から。

◆選択的夫婦別姓、賛成が7割に達することが判明

早稲田大学の棚村政行教授と市民団体の「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」が共同で10月にインターネットを通じ「選択的夫婦別姓」への賛否を問うアンケートが行われました。

これに全国の20代から50代の男女7000人が回答しており、その中で「他の夫婦が同姓でも別姓でもかまわない」として選択的夫婦別姓賛成した人が合計で71%に上りました。

これに対し、「自分は夫婦同姓が良いし他の夫婦も同姓であるべきだ」と反対した人はわずか14%で、5倍以上の差を付けられています。

回答の選択肢が独特に見えるかもしれませんが、これはあくまで「選択的夫婦別姓」を問うものであるから。例えば「自分は夫婦同姓が良いけど、他の夫婦は同姓でも別姓でもかまわない」はという考えは名実ともに賛成意見となります。

賛成が最多となったのは沖縄県の77%で最低は愛媛県の60%。すべての都道府県で賛成が過半数を大きく超えていることが分かります。

調査をおこなった市民団体も「地域によって差はあるもののすべての都道府県で賛成が大幅に反対を上回っている」ことを指摘。選択的夫婦別姓がすでに日本人の民意であることが一目瞭然の結果となりました。

◆自民党が選択的夫婦別姓に反対する議連を設立へ

そうした潮流に真っ向から反し、家族や地域社会の絆を重視する議員連盟「『絆』を紡ぐ会」(仮称)を自民党の有志議員が設立することを産経新聞が報じています。

設立趣意書では「地域社会の絆、家族の絆など、わが国の更なる発展のための政策を検討すべく設立する」としており、子供の姓をめぐり家庭内で混乱や対立が生じることを危惧するとの名目で選択的夫婦別姓に抵抗する考え。

発起人には反同性愛デモを主催した「頑張れ日本!」の結成大会にも出席した山谷えり子(本名:小川 惠里子)元拉致問題担当相、ナチス賛美の「ヒトラー選挙戦略」に推薦文を書いた高市早苗前総務相、疑惑と失言の総合商社状態の片山さつき元地方創生担当相らが名前を連ねています。

ただし自民党支持者でも選択的夫婦別姓への賛成者はこの数年で増加し、今年春の調査では過半数に達しています。

また自民党議員の中でも稲田朋美前幹事長代行や橋本聖子男女共同参画担当相らが導入に前向きな姿勢を示しており、これが反対派最後のあがきということになるのかもしれません。




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