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パチンコ店の原則禁煙化から半年 パチンコファンはどう変わったか(2020年12月8日配信『マネーポストWEB』)

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全面禁煙化を経てパチンコファンはどう変化?(イメージ)

 今年4月に改正健康増進法が施行されたことで、原則屋内禁煙となったパチンコ店。それから半年以上が経った今、喫煙者のパチンコファンはどうしているのだろうか──。

 原則屋内禁煙となったパチンコ店だが、店内には喫煙室が設置されているケースが多い。また“加熱式たばこエリア”を設置するホールも存在している。パチンコ事情に詳しいフリーライターの藤井夏樹氏が説明する。

「いまパチンコ店は基本的に禁煙となっていて、禁煙のエリアでは紙巻たばこはもちろん、iQOSなどの加熱式たばこも吸えません。ただ、店舗内や店舗外の敷地内に喫煙室・喫煙所を設置しているホールがほとんどで、そこでは紙巻たばこも加熱式たばこも吸うことができます。そして。一部の店舗には“加熱式たばこエリア”があり、そこでは加熱式たばこを吸いながら遊技することができます」(藤井氏)

 喫煙室も加熱式たばこエリアも、設置するにはいくつかの条件がある。

「通常のエリアと喫煙所や加熱式たばこエリアをしっかりと隔離するために壁や天井で区切る必要があります。また、喫煙所や加熱式たばこエリアでの煙の排出をしっかりできるように、“入口風速0.2m/秒以上”を保つことや、外部への排気機能を備え付けることも求められています」(藤井氏)

 当然ながらホール側にとって、加熱式たばこエリアを設置するにはお金もかかる。

「ひとつのフロアーを新たに禁煙エリアと加熱式たばこエリアに区切るには、壁などを設置する必要があり、それなりに経費もかかってしまいます。一方、喫煙所だけの設置であればまだ安価で済むということで、原則禁煙にして喫煙所だけを設けるパターンのホールが多い印象です。

 ただ、同じ建物の別フロアーであれば、壁などを設置せずに分煙することが可能なので、たとえば『1階は禁煙、2階は加熱式たばこOK』といった形のホールもあります。ネットでは、加熱式たばこを吸いながら遊技できるホールを検索できるサイトもあります」(藤井氏)

「パチンコをやめる」か「たばこをやめる」か悩んで…

 実際に、加熱式たばこOKのホールを検索するサイトを活用しているというのは、40代の男性会社員・Aさんだ。

「仕事柄、出張で地方に行くことも多くて、暇つぶしにパチンコにも行くんですよ。そういうときは、ネットで加熱式たばこが吸える店を探して、そこに行きます。地方だと吸えるお店が見つからないこともあって、そういうときはパチンコに行くのをやめます。なんとなく、たばこを吸いながら打つのが習慣になっているので、たばことパチンコはワンセットなんですよね」

 パチンコを打っている際、定期的に喫煙所に行くという人もいる。30代会社員の男性・Bさんはこう話す。

「私が通っているお店は全面禁煙。私は1日に1~2箱くらいの紙巻たばこを吸っているんですが、パチンコを打つときは30分に1回くらいは喫煙所に行って一服します。最初は、わざわざ喫煙所に行くのが面倒だと思っていましたが、今はもう慣れました。あと、パチンコって液晶画面の映像も派手だし、光や音もすごいじゃないですか。喫煙所に行って一服すると同時に、目と耳を休ませているという感覚もあるかもしれません」(Bさん)

 原則禁煙化をきっかけに、たばこをやめたというのは、30代自営業の女性・Cさんだ。

「元々たばこをやめたいと思っていたのもあって、これがいいきっかけだと思い、禁煙してみました。“パチンコをやめる”という選択肢もあったんですが、たばことパチンコを天秤にかけてパチンコが勝ったということですね。おかげで、半年経ってもまだ禁煙は続いています」

 一方、非喫煙者にとっては、パチンコ店がかなり快適になったと好評だ。40代自営業の男性・Dさんがこう話す。

「以前は、パチンコ店に入るだけで洋服にたばこのにおいが付くような感じでしたからね。洋服がたばこ臭くならないのは、本当にうれしいです。たばこ臭い状態で帰宅して、妻に“またパチンコ行ってたでしょ”なんて言われて気まずい思いをしたことも多かったんですが、それがなくなったのもありがたいです」

 すでに原則禁煙化が日常となっているパチンコ店。“パチンコ店=たばこ臭い”という認識も過去のものとなり、パチンコそのもののイメージも変わってきているようだ。




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