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障害者支援で大臣表彰 浜松の手話サークル「いちばん星」(2020年12月11日配信『中日新聞』)

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鈴木康友市長(右から3人目)に文部科学大臣表彰の受賞を報告した(左から)堀尾喜子さん、研一さん夫妻、藤原幹也会長、石田栄子さん、小野芳子さん=浜松市役所で

 浜松市北区三ケ日町の手話サークル「いちばん星」が、障害者の生涯学習支援活動の分野で、本年度の文部科学大臣表彰を受けた。サークルでは30年以上、聴覚障害者と町民の交流を進めたほか、地元のイベントに参加して手話の普及に貢献した。藤原幹也会長(49)ら5人が10日、市役所で鈴木康友市長に受賞を報告し「活動が認められて本当にうれしい」と喜びを語った。 (坂本圭佑)

 5人はいずれも三ケ日町在住の藤原会長、堀尾研一さん(69)と妻の喜子さん(68)、手話通訳者の石田栄子さん(73)と小野芳子さん(64)。藤原会長と堀尾さん夫妻には聴覚障害がある。文科省によると、本年度は73の個人と団体が受賞。表彰式は八日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンラインであった。

 サークルは1988年に発足し、現在は聴覚障害者や町民19人が所属。三ケ日協働センターで週1回、手話を学んだり、ニュースなど身近な話題を話し合ったりして交流する。生涯学習フェスティバルなど地域イベントにも積極的に参加して手話の劇や歌を発表したり、地元の小学校で手話教室を開いたりして、聴覚障害者への理解と福祉への関心を高めている。

 発足のきっかけは、研一さんが地元の書店で働いていた石田さんに声をかけたこと。探している本をうまく伝えられず、筆談で会話していたが、意欲のあった石田さんを交えて手話を学ぶように。当時は手話の認知度が今よりも低かったこともあり、研一さんの「住民にも広く手話が伝わるようにしたい」との思いから活動を続けてきた。

 研一さんは「受賞にびっくりした。長い間活動を続けてきたのでうれしかった」、喜子さんも「手話が理解されなくて大変なこともたくさんあったが、国から表彰をいただけたことがうれしい」と石田さんを通じて手話で喜びを語った。

 鈴木市長に受賞を報告した藤原会長は「本当にうれしく思う。これからも賞を励みに活動を頑張りたい」と誓った。鈴木市長は「30年以上、活動を続けられるのは素晴らしい。活動のおかげで手話通訳者の育成や地域福祉の向上につながっている」と感謝した。




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