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核のごみ持ち込み、北海道・島牧村も「No」 4町村目の条例案可決(2020年12月16日配信『毎日新聞』)

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議員4人の挙手により、核抜き条例案を可決した北海道島牧村議会=2020年12月15日(代表撮影)

 高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査が始まった北海道寿都町に隣接する島牧村議会(定数8)は15日、核のごみの持ち込みを拒否する条例案を賛成多数で可決した。「核抜き条例」制定は道内4町村目で、文献調査後初めて。寿都町への反発を強める同村と地元漁協は洋上風力発電所の誘致に向け周辺自治体でつくる協議会から脱退する意向を示しており、誘致にも影響が及びそうだ。【山下智恵】

風力発電誘致にも波及

 条例案は議長を除く4人の議員が賛成。核のごみの持ち込み拒否に加え、関連する全ての調査や研究施設も受け入れないとしている。提案者の一人で島牧漁協組合長の浜野勝男村議は「1次産業を主とした地域での核ごみの持ち込みには反対。周辺自治体にも同じ志が広がっており、共に活動していきたい」と取材に語った。

 核抜き条例を巡っては、隣接する黒松内町議会で継続審議となり、蘭越町や積丹町などでも条例案が審議される見込みで周辺自治体の反発が強まっている。寿都町でも反対派町議による条例案提出の動きがある。

 一方、島牧村と島牧漁協は11月、周辺の7町村や4漁協でつくる「岩宇・南後志地区洋上風力発電導入推進協議会」から脱退すると協議会に伝えた。協議会は寿都町の片岡春雄町長の主導で設立された団体で、片岡町長への反発が風力発電の誘致にも波及した形だ。

 島牧村によると、脱退の理由は、風力発電の事業者が地元漁協に支払う協力金や固定資産税の分配方法の議論を巡り、協議会側と物別れに終わったことにある。その議論を主導した片岡町長について、浜野村議は「(洋上風力発電は)浜に大きな影響のある議論なのに急いで結論を出そうとしている。十分に意見を聞かずに決める姿勢は、文献調査を巡る一連の議論と同じで漁業者の理解は得られない」と述べた。

 片岡町長は文献調査で交付される最大20億円の交付金の使い道として、洋上風力発電所誘致の推進を挙げる。しかし、事業を可能とする国の特区指定を受けるには、地域の自治体や漁協など利害関係者の調整が必要とされる。島牧村は7町村の海岸線の大半を占めており、誘致への影響は大きいとみられる。

「核抜き条例」を巡る道内の状況
 ・制定

 島牧村(可決)、幌延町、美瑛町、浦河町、北海道

 ・制定の動き

 黒松内町(審議中)、積丹町、蘭越町、寿都町(17日否決)



島牧村議会で「核抜き条例」可決(2020年12月15日配信『NHKニュース』)

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いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定をめぐり、文献調査が始まった寿都町の隣の島牧村で15日、定例の村議会が開かれ、「核のごみ」の持ち込みを拒否する「核抜き条例」が可決されました。寿都町の周辺の自治体で「核抜き条例」が可決されたのは初めてです。

後志の島牧村では15日、定例の村議会が開かれました。

この中で5人の村議会議員が、原子力発電所の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」について村内への持ち込みを拒否する条例案を提出しました。

議長を除く7人の村議で採決した結果、4人が条例に賛成し、賛成多数で可決されました。

この条例では村内に「核のごみ」を持ち込ませないこと、村内で「核のごみ」の処分、保管、研究などに関するすべての施設の建設を受け入れないことが明記されています。

「核のごみ」の最終処分場の選定をめぐり、先月、寿都町で文献調査が始まったことを受けて、周辺の自治体の議会で同じ趣旨の「核抜き条例」の制定を目指す動きが相次いでいますが、実際に条例が可決されたのは初めてです。

【提案の議員・村長は】

条例案を提案した、島牧漁協の組合長も務める島牧村議会の濱野勝男議員は「条例が可決されて大変うれしく思っている。一次産業を主体とした村において『核のごみ』の持ち込みは全面的に反対で、強い信念と意思を持って現在に至っている」と話していました。

条例が可決されたことについて、島牧村の藤澤克村長は「『核のごみ』を持ち込ませないことは村の自然を守ることにつながるので、条例の可決は歓迎する。これで行政のみならず議会も持ち込まないと明確に示すことになる」と話していました。



村の概要
島牧村は、北海道の南西部、後志管内の南端、北緯42°41′、東経140°03′に位置し、北東は寿都町、南東は黒松内町、南西は檜山管内せたな町、南南東は今金町、渡島管内長万部町に接し、北西部は日本海に面しています。
面積は437.18k㎡、人口は約1,500人の漁業を基幹産業とする風光明媚な村です。
本村の大部分を占める森林の中には10,700haを有するブナ原生林があり、その懐には落差70m、幅35mの「日本の滝100選」に選ばれた「賀老の滝」があり、訪れる観光客を楽しませています。
現在、第四次島牧村総合計画に基づき「豊かな自然と人の温もりを育む村」づくりをめざし、官民一体となって取り組んでいます。

村民憲章
わたしたちは、青い海と空、緑あふれる美しい大自然の中で、秀峰狩場山を仰いで生きる島牧村民です。
わたしたちは、この村を愛し、その限りない発展を願いこの憲章を定めます。

美しい自然を愛し、住みよい郷土をつくります。
人のふれあいを大切に、明るい社会をきずきます。
心身ともに健康で、あたたかい家庭をきずきます。
教養を高め、文化の向上につとめます。
産業の発展につとめ、活力ある村をめざします。
昭和62年3月19日制定




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Author:gogotamu2019
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