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野党は早逝の羽田に恥じぬ声を上げよ(2020年12月30日配信『日刊スポーツ』ー「政界地獄耳」)

★年末になって、立憲民主党参院幹事長・羽田雄一郎の新型コロナ感染死が確認された。羽田は民主党政権時代に国交相を務め、参院当選5回。党内では将来ある政治家のあまりにも早い死だった。元首相・羽田孜の秘書として政界をくまなく見て来た羽田の経験は、何にもまして今の野党に必要な人材だった。政界にも羽田のコロナ死の衝撃は走った。年配で既往症のある政治家は多数いるし、自民党を軸に年末の忘年会は続けられている。

★いまだに会合は問題ないとうそぶいたり、会食ではなく意見交換と詭弁(きべん)を弄(ろう)する自民党幹部たちの出来の悪さがコロナ禍を泥沼に導いていることは、多くの自民党支持者を含む国民の常識になっている。不要不急の外出はするなと政府が言いながら、首相・菅義偉は27日にジャーナリストの田原総一朗と面会。そこで「もう会食しない」と発言するも、翌日にはいつものホテルで宮城県知事・村井嘉浩や広島県知事・湯崎英彦、浜松市長・鈴木康友らと会食している。首長たちは県民や市民に自制を呼びかけながら、首相に会食を誘われたら飛んでいくのか。よもや、断るなどできないと思っているのではあるまい。全国知事会のネット会議はただの演出か。

★自治体の首長もこのありさまでは我が国の秩序はトップから崩れているといっていい。その時こそ、いったい日本の政治は何をやっているのかと声をあげなくてはならないのが野党の役割だろう。ところが、この体たらくな政権に対し、野党のニュースが羽田逝去だけとはどういう了見か。来年の総選挙を前にして、野党のすごみが全く感じられない。それどころか、国民のSOSの声すら野党には届いていないのではないかと疑いたくなる。本来なら、連日野党の波状攻撃に与党が緊張しているはずだが、そんなそぶりもない。野党は目的をもって羽田を弔ってもらいたい。




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Author:gogotamu2019
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