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新型コロナ、国内の死者4000人超える 3000人からわずか18日間で(2021年1月9日配信『毎日新聞』)

 新型コロナウイルスによる国内の死者は9日、全国で新たに52人確認されて4028人となった。2000人から3000人に到達するまでは1カ月かかったが、そこから4000人まではわずか18日間だった。全国で感染が急拡大するなか、死者の増加ペースも加速している。

 毎日新聞の集計では、最初の死者の確認から1000人までは158日間、1000人から2000人までは125日間を要したが、11月以降の「第3波」で感染が急拡大したのに合わせて死者が急増している。東京、大阪、北海道、兵庫では1日の死者が10人を超える日も出ている。

 厚生労働省がまとめた6日時点の死者数(3470人)のデータでは、非公表などを除き男性2068人(59・6%)、女性1326人(38・2%)。年代別では80代以上が2141人と61・7%を占め、70代839人(24・2%)、60代293人(8・4%)、50代97人(2・8%)の順だった。40代以下は44人(1・3%)にとどまる。

 陽性者に対する死者の割合(死亡率)は、80代以上が12・3%と最も高く、70代4・5%、60代1・4%、50代0・3%、40代以下0・03%となっている。

 死者の増加ペースの加速について、感染症に詳しい国際医療福祉大の和田耕治教授(公衆衛生学)は「感染者の急増と医療の逼迫(ひっぱく)が原因だ。感染者を減らすことに注力しなければならない」と強調する。

 再発令された緊急事態宣言については「飲食店への時短要請は人と人が接触する機会を減らすのが狙いだが、明確に伝わっていないのではないか。政府はその点を強調すべきだ」と指摘。その上で「感染者が増えれば医療が行き届かなくなり、死亡率も上がることを、みんなが自分のこととしてとらえるべきだ」と訴える。

 一方、富山県衛生研究所の大石和徳所長は死者が増え続ける現状について「このまま医療が逼迫すれば、そのしわ寄せが高齢者らに向かい命の選別が止まらなくなる」と危機感を示す。

 前回の宣言では経済活動を幅広く停止させたが、収束まで1カ月半を要した。大石所長は今回の対策について「これほどの感染爆発に対し、不十分に見える。感染ペースを遅らせる程度の効果しか期待できないのではないか」と疑問視する。

 「都市部から地方へと感染が拡大すれば、1カ月後にさらに強い自粛を国民に強いる結果になるだろう。現時点で国民に徹底した不要不急の行動自粛を強く呼び掛けるべきだ」と語る。【島田信幸、近松仁太郎、荒木涼子】




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