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コロナ後遺症専門外来、聖マリアンナ医大病院が開設へ 当面は週1回で紹介状必要(2021年1月15日配信『東京新聞』)

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新型コロナウィルス感染症の後遺症に特化した専門外来を開設する聖マリアンナ医科大病院=川崎市宮前区で(市川和宏撮影)

 倦怠けんたい感や息苦しさなど新型コロナウイルスの後遺症に特化した「感染症後外来」が18日、川崎市の聖マリアンナ医科大病院に開設される。首都圏などに緊急事態宣言が出され、医療機関は危機的状況で各病院とも後遺症に対応する余裕はない。それでも大坪毅人病院長は「困っている患者がいる以上、向き合いたい。後遺症の詳しいメカニズムは分かっていないが、各診療科の知見を集めて対応する」と話す。(安藤恭子)

◆倦怠感、味覚・嗅覚障害、体の痛み、頭髪が抜ける…

 主に重症のコロナ患者の治療に当たる同病院によると、後遺症は倦怠感、息苦しさ、味覚・嗅覚障害、体の痛み、頭髪が抜ける脱毛、不安感や抑うつ状態などの精神疾患まで、さまざまな症状が報告されている。

 感染症後外来は、陽性判明後2カ月以上たっても症状が続く16歳以上が対象。他の病院の紹介状が必要で、当面は週1回で運用する。同外来とは別に、肺の損傷や筋力の低下が著しい重症患者の予後をフォローする取り組みも始める。

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新型コロナウィルス感染症後外来について話す聖マリアンナ医科大学病院の(左から)峯下昌道副院長、大坪毅人病院長、土田知也総合診療内科助教=川崎市宮前区で

 総合診療内科の土田知也助教(39)は「倦怠感や呼吸困難感といった症状は『気のせい』とみなされがち。診療科の多い大学病院ならば、呼吸機能や心臓超音波などさまざまな検査を用いて、客観的な評価ができる」と説明する。
 精神疾患についても専門看護師や精神科医らと連携し、適切な治療を提供していく方針で、後遺症の解明や治療法の確立も目指す。

◆「後遺症の深刻さ、社会に知られるきっかけに」

 コロナ後遺症の専門外来を置く病院は、首都圏では、後遺症も含めた漢方のオンライン外来を昨年8月から始めた北里大東洋医学総合研究所(東京)などに限られる。

 個人クリニックとして専門外来を開設し、深夜まで後遺症患者のオンライン診療に追われる東京都渋谷区の「ヒラハタクリニック」の平畑光一院長(42)は「聖マリアンナのような大きな病院が取り組むことで、後遺症の深刻さが社会に認知されるきっかけになる」と期待している。




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Author:gogotamu2019
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