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西村大臣ブレブレ…コロナ感染「徹底対策」の空虚な説得力 広島市のハシゴ外し批判噴出!(2021年1月19日配信『日刊ゲンダイ』)

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空虚な言葉のオンパレード…(西村経済再生相=18日、衆院本会議)

「引き続き、国民の皆さまのご理解、共感をいただけるよう適切な情報発信をしながら感染対策に全力で取り組みます」

 18日の衆院本会議。コロナ担当の西村経済再生相の口から出てきたのは、空虚な言葉のオンパレードだった。「国民の理解・共感」を得るとの決意とは裏腹に、緊急事態宣言を巡る対応ひとつ取っても、西村氏のブレブレ方針は目に余る。

 政府は感染拡大の状況が「ステージ4」(爆発的感染拡大)に近づきつつある地域がある場合、宣言と同じ財政支援などを行う方針を打ち出している。これに基づき、西村氏は先週14日の会見で「広島市を宣言に準じた措置を講じる団体とする方向で検討を進めたい」とブチ上げたのだが、わずか2日後に一転。広島県知事と電話会談した16日、自身のツイッターで〈「準じる措置を取る地域」(ステージⅣに近づきつつある)には該当するとは判断できない〉と、チャブ台をひっくり返した。

 急転直下の方針転換にネット上では、西村氏に「ハシゴを外した」との批判が噴出。国から支援を受けられないため、休業要請に応じた広島市内の飲食店へ支払われる協力金は当初の126万円から84万円に減額された。

■独自の「緊急事態宣言」が続出中

 批判が出るのは当然で、そもそも「感染状況がステージ4に近づきつつある」との基準が曖昧過ぎる。感染拡大の状況を示す指標がステージ4に達している地域は、宣言の対象地域の11都府県以外にもゴロゴロあるのだ。

 県独自の宣言を発令している熊本は5つの指標がステージ4相当。同じく独自の宣言発令を検討している沖縄は4つの指標が、宮崎や群馬は3指標がステージ4を超える。18日、独自の宣言を発令した茨城や、西村氏にハシゴを外された広島も2つの指標がステージ4となっている。

 西村氏は緊急事態宣言に伴う営業短縮や外出自粛について、「去年春にもお願いしたことで、徹底できれば、効果が上がってくる」と呼びかけている。だが、自ら曖昧な基準で方針をコロコロ変えているのだから説得力ゼロだ。政治評論家の本澤二郎氏がこう言う。

「感染防止と経済再生を同時に担当すること自体、ムリがあります。振り返れば、徹底した封じ込めをしないままに『Go To キャンペーン』を強行した結果、感染拡大につながりました。国民に『徹底した対策』を呼びかけている政府が迷走を繰り返している。振り回される国民はたまったものではありません」

 信頼性も説得力もないコロナ担当なんてイヤだ。




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