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首相の答弁「短すぎる」 参院側が政府に申し入れ 所要時間30分を残して散会(2021年1月21日配信『東京新聞』)

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参院本会議で代表質問に答弁する菅首相

 21日の参院本会議の代表質問で、菅義偉首相の答弁が短すぎるとして、水落敏栄・参院議院運営委員長(自民)が同日、政府に対し、首相の丁寧な答弁を求める申し入れを行った。

 申し入れは、自民党の末松信介・参院国対委員長を通じ、岡田直樹官房副長官に伝えられた。岡田氏は記者会見で「丁寧な説明を行うよう政府として対応していきたい」と述べた。

 この日は自民と立憲民主党に30分ずつの質問時間が割り当てられ、首相や閣僚の答弁を含めた本会議の所要時間は2時間が予定されていた。所要時間は質問時間を2倍にして決められ、答弁は質問時間と同程度の時間とするのが「今までの慣例」(水落氏)だ。

◆「誠実に答弁する姿勢なし」

 しかし、立民議員の質問に対する首相の答弁時間はわずか9分半。閣僚と合わせても12分ほどで終わらせた。短い答弁に、野党議員からは「もう終わり?」「答えていない」などのヤジが飛んだ。続く自民議員の質問への答弁も12分ほどで終わり、本会議は予定の所要時間を30分残して散会となった。

 その後、参院議運委理事会で、野党側が首相の答弁を問題視。水落氏も「簡潔すぎる」と苦言を呈した。立民の福山哲郎幹事長は記者団に「誠実に答弁する姿勢がみじんも感じられない。国民に説明を拒否していることと同じだ」と批判した。

 この日の衆院本会議代表質問も、首相答弁が短く、予定より40分ほど早く終わった。(井上峻輔)



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