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首相「しっかり答弁を」、立民・江田氏は「メモ棒読み」…衆院予算委で論戦(2021年1月26日配信『読売新聞』)

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衆院予算委員会で答弁する菅首相。飛沫(ひまつ)感染防止のため答弁席にはアクリル板が設置された(25日午前、国会で)=源幸正倫撮影

 国会は25日、衆院予算委員会で与野党の本格論戦が始まった。政府の新型コロナウイルス対応に照準を絞る野党に対し、菅首相は低姿勢に徹して追及をかわそうとした。

 「ご指摘は受け止めるが、首相としてしっかりとした答弁をしたい。(資料を)確認しながら(答弁)させていただく」

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 首相は、「官僚が用意した答弁書を読み上げても国民に伝わらない」と挑発する立憲民主党の江田憲司代表代行に対し、淡々と反論した。江田氏は昨年の臨時国会で、首相が「答弁は控える」と113回発言したと指摘し、「とにかくメモ棒読み、紋切り型答弁」と切って捨てた。

 さらに、江田氏は緊急事態宣言発令のタイミングが遅かったとたたみかけたが、首相は「宣言について、色々と言われていることは素直に受け止める」と神妙に応じた。その上で、「一人でも多くの国民の命を救う。感染をこれ以上拡大させない。それが私に課せられた責務だ」と強調した。

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 立民の小川淳也氏は、2020年度第3次補正予算案に首相が推進した観光支援策「Go To トラベル」の予算が含まれていることについて、「1兆円のGo To 予算が入っていることは不謹慎だ」と批判した。首相は「しかるべき時期に事業を再開する時に備えて計上している」と説明した。


危うい答弁も


 首相は長く説明する際は、手元の紙に目を落とし、ゆっくりと話すことが多かった。ただ、紙を見ない答弁では危うさもあった。

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 立民の後藤祐一氏は今後の日米外交についてただした。紙を持たずに答弁席に立った首相は、「首相が代わっても」と切り出した。バイデン米大統領の肩書を言い間違えた首相に対し野党側から激しいヤジが飛んだ。

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 立民の長妻昭・元厚生労働相は病床確保に向け、首相から病院側に協力を呼びかけるよう求めた。首相は「そこは、させていただきます」と一言だけで切り上げた。「素っ気ない」と長妻氏から指摘を受け、首相は「率先して病床を確保するように、私からも指示している」と答弁し直した。



菅首相「安全運転」の答弁 立憲、批判一辺倒影潜め 予算委(2021年1月26日配信『時事通信』)

 25日の衆院予算委員会で与野党の本格論戦がスタートした。

 最大の論点である新型コロナウイルス対応をめぐり、菅義偉首相は答弁を関係閣僚に任せるなど安全運転に徹する一方、立憲民主党は緊急事態宣言の再発令のタイミング、病床不足など「国民の疑問」に沿って質問し、批判一辺倒の姿勢は影を潜めた。

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 「首相の危機対応に対する国民の率直な疑問をぶつけたい」。こう切り出した立憲の江田憲司代表代行は、同党が昨年12月に緊急宣言の再発令を求めたと指摘し、「責めているわけではないが、今までの危機対応に反省はないか」と尋ねた。

 首相は「『後手後手』と言われていることは素直に受け止める」とした上で「最高責任者として専門家に相談しながら判断した」と、何度も専門家に言及。「また専門家のせいか」と野党席からやじが飛んだが、江田氏は「人間は誰しも失敗する。反省の上に立って次がある」と語った。

 同党の今井雅人氏も「政府を批判するというより経験値を上げて(次の危機に)生かしてもらいたい」と促した。

 次期衆院選をにらむ立憲としては今国会で政権と厳しく対峙(たいじ)する選択肢もある。しかし、かねて「コロナ対策に与野党はない」と訴えてきただけに、批判一辺倒では国民の理解を得られないとの懸念が強い。内閣支持率の急落にもかかわらず、立憲の政党支持率は低迷したままだ。立憲ベテランは「世論を意識してやっている」と解説する。

 首相は田村憲久厚生労働相や西村康稔経済再生担当相に任せる場面も目立った。一方、江田氏からコロナ対策の特別措置法改正案の修正に関する自民、立憲党首会談の提案を受けると「全くやぶさかではない」と応じた。野党に一定の歩み寄りの姿勢を見せることで批判をかわし、追及を和らげたいとの狙いも透ける。

 もっとも、特措法改正をめぐる修正協議はこれから。緊急事態宣言も延長が取り沙汰される。世論の風向きによっては野党の出方が変化することも予想され、首相にとっては気の休まらない日々が続く。





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