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足立梨花 主演MV再生1000万回突破 耳が不自由な女性の実話ラブソング「僕が君の耳になる」HANDSIGNと再会(2021年1月31日配信『中日スポーツ』)

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それぞれお気に入りの手話ポーズをとる(左から)HANDSIGNのSHINGO(本気)、TATSU(お風呂)、足立梨花(ヤバイ)

 ボーカル&手話パフォーマーの男性2人組ユニット「HANDSIGN(ハンドサイン)」が2017年にリリースした実話を基にしたラブソング「僕が君の耳になる」のミュージックビデオ(MV)のYouTube再生回数が1000万回を突破したことを記念し、MVで主演した女優・足立梨花(28)とHANDSIGNのTATSUとSHINGO(いずれも年齢非公表)が久々に顔を合わせ、大台突破を喜び合った。

 「僕が君の耳になる」は、耳の聞こえない女性が恋人とさまざまなすれ違いを重ねたものの、最後には壁を乗り越え、結ばれるという実話が題材。楽曲で描かれた心に響く感動のストーリーは話題になり、織部典成(20)主演で映画化も決定(5月公開予定)した。MVにはろう者の女性を演じた足立のほか、俳優の栗山航(29)、ANZEN漫才のみやぞん(35)らも出演した。

 HANDSIGNと足立が会うのはMV撮影以来。SHINGOは1000万回突破に「約4年にわたって多くの反響をいただき、本当に感謝です」と話すや「何よりも主演の足立さんのお力です」と持ち上げた。足立も「以前、MVで恋人役だった栗山さんと別の仕事で共演したとき、『大阪の人がMVを完全コピーした動画を見つけた』と聞き、共感が広がっていることを実感した」と手応えを感じていたという。

 MVでは、ラストに告白された足立が「好きな人がいる」と恋人にスマホの写真を見せるシーンがある。TATSUは「各地の学校をライブで訪問すると、そのシーンは『キャーッ!』と女子たちが叫びます」。そんな“胸キュン"を通じて手話に関心を持ってくれれば、と願う。映画でも2人は主題歌を担当するが、TATSUが足立に「もしドラマの話があればどう?」と振ると、「やりましょう!」と盛り上がった。

 SHINGOは「手話パフォーマンスは僕らにとってエンターテインメントの手法。だから勉強もするし、いわば英語と同じ言語なんです」と力を込めた。

 これまでにも実話に基づく楽曲を作り、「僕が君の―」は第3弾だった。新曲にも注目が集まりそうだが、TATSUが構想を明かした。

 「耳の聞こえない女性を好きになったことがあるんです。口で告白できても手話で告白するのは難しい。あの時の気持ちを歌いたい。僕らが発信しないとこの(手話の)世界は開けないかな、と。聞こえない女性視線の歌を作りたい」

 10年前にろう者の少女を舞台で演じた足立も「最初は『手話はこうやらなくては』との概念があって考えすぎたかもしれないが、表情や気持ちも込めて伝えられるコミュニケーションツールなんです」と話し、MVでは「冒頭の教室でろう者と知らない相手から声をかけられるシーンでどんな表情をしていいか分からず、監督とも話し合った」と振り返った。TATSUは「ここも見どころですね」と重ねた。

 「アーティストとしては紅白歌合戦に出場したい」という夢を語る2人は「(出場できたら)楽曲に仕上げた実話の人たちを呼びたい。もちろん足立さんも」と抱負を語ったが、まだまだコロナ禍でリアルライブは難しい状況が続く。SHINGOは「いろんなアーティストたちと一緒に手話パフォーマンスをしたり、輪は確実に広がっている。動画配信サービスを活用して仕掛けたい」と前向きだ。

 舞台出演で覚えた手話で記憶に残っているのは「便秘と下痢(笑)」と打ち明けた足立も「MV撮影から手話に触れる機会がなくなり、忘れてしまったので、今年は本格的に手話を学びたいと2人に相談しました」と目標を掲げた。

◆足立梨花(あだち・りか) 1992年10月16日生まれ、長崎県出身、三重県育ち。2007年第32回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリ受賞し、デビュー。10年「Jリーグ特命PR部女子マネージャー」に就任、活動が評価され、13年には「Jリーグ名誉女子マネージャー」就任。女優としてドラマや映画でも活躍、バラエティーなどテレビ番組にも多数出演。11年には初舞台「オーバースマイル」で主人公の耳の聞こえない少女役を手話を使って好演。現在NHK「土曜スタジオパーク」でレギュラーを務める。趣味はアニメ鑑賞、特技はソフトテニス。

◆HANDSIGN 神奈川県出身のTATSUとSHINGOが2005年に結成。歌、ダンス、手話という新しい表現法を導入。09年、米ニューヨークのアポロシアターでのコンテスト「アマチュアナイト」で初優勝、10年にアマチュアナイト公認パフォーマーに認定。耳の不自由なろう者との架け橋となるため、活動を展開。12年には「ろう者のオリンピック」とされる「デフリンピック」日本選手団応援ソングを制作。15年「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」にゲスト出演したほか、各地の学校などを巡り、手話の啓発に従事。17年日本初の全日本ろうあ連盟公認デフリンピック応援ソング「HERO」を制作。パラスポーツを応援する東京都の「TEAM BEYOND」メンバーに選出(18年)など活躍の幅を広げ、20年内閣総理大臣激励賞、NHK会長奨励賞などを受賞。








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