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感染力の高まり懸念 新型コロナ変異ウイルス―監視強化し拡大防止を・専門家(2021年1月31日配信『時事通信』)

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 変異した新型コロナウイルスが英国と南アフリカ、ブラジルなどで相次いで報告され、感染力が高まっている可能性があるとして、各国が警戒を強めている。英国型は入国時の検疫をすり抜け、日本国内で市中感染を起こしたとみられ、専門家は対策を呼び掛けた。

 新型コロナウイルスの遺伝情報は、約3万の化学物質「塩基」で構成。塩基の変異はウイルスが増える際のコピーミスが原因で、2週間に1カ所程度のペースで起きる。

 塩基が変異しても、大半はウイルスの性質を変えるまでには至らない。だが一部は塩基と対応するタンパク質の構造が変化し、性質も変わる。

 世界保健機関(WHO)は変異ウイルスについて、感染力と毒性、ワクチンが効くかなどを監視している。

 英国型の変異ウイルスが警戒される主な理由は、感染力の高まりだ。ウイルスが細胞に侵入する際に用いるスパイクタンパクに、細胞と結び付く力を高める「N501Y」と呼ばれる変異などが発生。英国での感染急拡大から、感染力が最大7割高まった可能性が指摘されている。

 ウイルスの感染力が高まれば、感染者数が医療提供体制の限界を超える恐れが大きくなる。英国政府は22日、感染者の致死率が上がっている可能性も明らかにした。

 南ア型とブラジル型は「N501Y」に加え、「E484K」変異もあり、従来のウイルスへの感染や、ワクチンにより得た免疫の効果が弱まる恐れが指摘されている。

 東京農工大の水谷哲也教授(ウイルス学)は「免疫の効果が弱まるとしても、全くなくなるとは考えにくい。だが、変異に対応するワクチンを準備することは重要だ」と語る。

 浜田篤郎・東京医科大教授(渡航医学)は「今の第3波に変異ウイルスの流行が重なると、医療は崩壊する。変異の監視を強め、感染者が見つかれば接触者調査を集中して行って拡大を止めるべきだ」と指摘。個人の対策としては、マスク着用や手洗い、「3密」回避など、これまでの取り組みを徹底し、不要不急の外出を自粛するよう呼び掛けた。




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