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杉浦太陽さんに「うつるから料理するなよ」…差別を痛感 [コロナ #伝えたい](2021年2月1日配信『読売新聞』)

 2度目の緊急事態宣言が発令されている。私たちが一刻も早く、コロナを乗り越えるには――。そのためにいま「#伝えたい」ことを、感染の経験や独自の視点を持つ著名人に聞いた。

熱を測ると39度、マイカーで「自主隔離」

杉浦太陽さん(タレント・俳優、39歳)

 「熱が出たら車で過ごそう」。新型コロナウイルスの感染が広がり始めた頃から、心にそう決めていました。同居する妻と子供4人にうつしてはいけないからです。

 「その時」は突然やってきました。昨年9月14日昼過ぎ、自宅で悪寒や関節痛が始まり、熱を測ると38・6度。やがて39度を超え、すぐマイカーに布団を運んで「自主隔離」しました。高熱にガタガタ震えながらの車中泊はつらく孤独で、「家族は」「仕事は」と不安ばかりが頭を巡りました。

 翌15日、検査で陽性とわかり、保健所の指示で入院しました。家族の感染を心配していましたが、17日に妻が泣きながら電話してきました。「みんな陰性だったよ」。救われる思いでした。

 子供たちは、学校で「パパがコロナだろ」なんて意地悪されることもありませんでした。保護者の皆さんや先生の指導にも感謝しています。

おむつ替え時に嗅覚復活

 入院4日目には、においがわからなくなり、「一生治らなかったらどうしよう」と怖い思いもしました。24日に退院した後、三男のおむつを替えた時、嗅覚が戻り、心の底からホッとしました。

 僕が感染した当時も、病院や宿泊療養施設に余裕は少なく、保健所の職員さんからは「もう1日、車中泊になるかも」と言われていました。

 寒い冬を迎えた今、多くの人が自宅で療養をしているそうです。あの日の僕と同じように、家庭内感染を防ごうと車中泊をしている人がいるかもしれないと思うと、胸が締めつけられます。

 もう一つ、悲しいこともありました。回復後、家族のためにローストビーフを手作りしたとブログで報告したところ、一部の人から「ウイルスがうつるから料理するなよ」「そんなの食べたくない」とSNSで言われ、コロナ感染者への差別を痛感しました。

突然の療養に備え、食料・水・着替えの準備を

 コロナ禍は災害とも言われます。突然の自宅やホテルでの療養に備え、食料や水、着替え、スマホ充電器などを準備して、いつでも動けるようにしておくことが大切だと実感しました。

 最後になりましたが、医療従事者やエッセンシャルワーカーの皆さん、本当にありがとうございます。感謝を忘れず、これからも手洗いとマスク着用を続けます。

 <略歴> すぎうら・たいよう 大阪府出身。特撮テレビ・映画「ウルトラマンコスモス」の主演やバラエティー番組、ユーチューブなどで幅広く活躍。東京都板橋区の観光大使も務める。2~13歳の4児の父で、妻は元「モーニング娘。」でタレントの辻希美さん(33)。




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Author:gogotamu2019
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