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議員さんの意識改革も忘れずに(2019年7月30日配信『山形新聞』ー「談話室」)

▼▽ぜひ赤絨緞(あかじゅうたん)を踏んでください―。八代英太さんは選挙中に支援者から言われた。しかし、初当選して実際に国会の赤絨緞に車いすで踏み出そうとしたところ、あまりにふかふかで車輪が重く、進むのにとても難渋した。

▼▽国会には段差や階段など数多くの障害物があり、国政の象徴である赤絨緞でさえ例外でなかった。タレント活動中だった1973年に舞台から転落し脊髄を損傷、下半身不随になったが、めげずに40歳で参院議員になった不屈の半生が自著「負けてたまるか車椅子」に残る。

▼▽そんな障壁だらけの国会に八代さんが開けた風穴が広がりつつある。重い障害のある議員2人、船後(ふなご)靖彦さんと木村英子さんの8月1日の初登院を前に、参院は改修工事など受け入れ準備で大わらわだ。他に岩手の横沢高徳さんも車いす利用の議員さん。対応が必要である。

▼▽八代さんはけがをした当時は「障害者は施設に入る、家に閉じこもる、入院するといった選択肢しかなかった」と振り返る。社会のバリアフリー化は当時より進んだが課題は多い。国会は率先して取り組むべきだ。物理的な工事だけでなく、議員さんの意識改革も忘れずに。

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