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これぞ維新クオリティー!宿泊・自宅療養者へのお粗末配食(2021年2月3日配信『日刊ゲンダイ』)

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写真①ハイカロリーな”ヘビーローテーション”(左は上から、大阪の吉村府知事と松井市長)/(C)日刊ゲンダイ

〈病気の方に出す食事ではない〉〈愛がない〉――。大阪府・市の宿泊・自宅療養者への配食サービスの中身が、ショボすぎると、SNSで批判されている。

 発端は、ツイッターに投稿された府内の宿泊療養者への食事をまとめた画像だ(写真①)。彩り豊かとは到底言い難い。朝食は4日連続で「パンとソーセージ」。昼食は「豚丼」→「牛丼」→「牛丼」→「焼きそば」、夕食は「豚カツ弁当」→「鮭弁当」→「唐揚げ弁当」→「鶏南蛮弁当」と、ハイカロリーな“ヘビー”ローテーションだ。

■国の補助は1500円なのに1食当たり500円

 体育会系の学生じゃあるまいし、こんな高カロリーの弁当が続けば、健康な人でも体調を崩しかねない。配食サービスは国から1食あたり上限1500円が補助されている。なのになぜ、これほど偏ったメニューになるのか。府に聞いた。

「稼働している9つの宿泊療養施設のうち6カ所で1食あたり500円、3カ所で700~900円の食事を提供しています。ホテルのサービスに対し、府は実費を支払い、国庫で100%をまかなっています。国から1500円の支援を受けているのにケチっているわけではなく、ホテルによって提供する食事の額に大きな差が出ないよう配慮した結果です。メニューについては更なる改善を検討中です」(危機管理室災害対策課)

自宅療養者への配食サービスもお粗末

 サービス額の低いホテルを基準とした「悪しき横並び」の結果が、バランスを欠いたショボい食事というワケだ。ちなみに、東京・八王子市では昨年7~9月の3カ月間、地元飲食店の有志が市内の宿泊療養者へ豪華弁当を提供。同市内のフレンチバー「SCENE」は地元食材を使った弁当を届けていた(写真②)。

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写真②差が歴然!(東京・八王子市、2020年7~9月の配食弁当=フレンチバー「SCENE」提供)

 宿泊療養者への食事だけでなく、大阪市内の自宅療養者への配食サービスも〈お粗末すぎる〉として炎上中だ。

 希望者に無償配送される7日分の食料の中身はカップ麺や缶詰、レトルト食品など。経費は配送料込みで約1万1000円。これにも国から上限1500円の補助が出るのに、1食あたり520円を切る計算だ。

「身を切る改革」をうたってコロナ患者へのサービスまで削る――。これぞ、「維新クオリティー」の本領発揮だ。




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Author:gogotamu2019
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