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宝塚や四季も導入...聴覚障害者を「字幕」でサポート 演劇界で「機材」提供じわり広がる(2021年2月13日配信『j-castニュース』)

聴覚障害者が劇場で公演を楽しめるサポートが進みつつある。観客にセリフなどを字幕で表示する機材を配布するもので、まだ限定的ではあるが複数の劇場でサービスが始まっている。

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画像はイメージ

宝塚歌劇団などで試験導入

宝塚歌劇団は2020年夏以降、東京宝塚劇場(千代田区)と宝塚大劇場(兵庫・宝塚市)で開催する公演で、聴覚障害がある観客に向けて、試験的に字幕を表示するタブレットの配布を行っている。事前に観劇日などを連絡した上で貸出が可能であれば対応を受けられる。

梅田芸術劇場(大阪市)でも、2021年2月の宝塚歌劇花組公演で同様のサービスを行っているが、こちらも試験的なもので、確実に貸し出せるものでもないという。梅田芸術劇場は「問い合わせいただいたお客様にご提供しておりますが、著作権の処理などで対応できない公演もありますし、当劇場の全ての公演で対応できるものでもありません。今後のあり方も未定です」と2月10日のJ-CASTニュースの取材に答えた。

国立劇場(東京・千代田区)や新国立劇場(東京・渋谷区)が主催する一部公演でも「ポータブル字幕機」の名称でガイド機材を聴覚障害者に貸し出している。ただしすべての公演ではなく、一部の公演で、かつ「観劇サポート公演」とされている日程に限られる。

国立、新国立両劇場などに機材を提供しているメーカーに、イヤホンガイド(東京・中央区)がある。もともと東京・歌舞伎座での歌舞伎公演で難解なセリフの解説や、外国人観客への対応として音声ガイドを提供しており、それを応用して2009年頃から歌舞伎公演で聴覚障害者向けの機材貸出サービスも始めた、と取材に答えた。同社では現在、東京芸術劇場(豊島区)や新国立劇場などでの公演に機材を提供しており、地方の公共劇場でも申し出に応じて提供してきた。

また、劇団四季ではタブレットではなくメガネ型のディスプレイに多言語で字幕を表示できるサービスを2018年から一部主催公演で始めており、聴覚障害者や訪日外国人も観劇を楽しめる。聴覚障害があったり言語が分からなかったりする人がが舞台を楽しめる取組みが徐々にではあるが演劇界で広がっている。




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