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<新型コロナ>「花粉症程度のアレルギーは問題ない」 ファイザー社製ワクチンで専門家 (2021年2月17日配信『東京新聞』)

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石井健・東大教授

 国内で新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が17日から、まず医療関係者を対象に始まる。ワクチンに詳しい東京大医科学研究所の石井健教授(免疫学)にワクチン接種に向けた心構えや課題などを聞いた。(増井のぞみ)

 ―国内にまず供給される米国ファイザー社のワクチンをどうみているか。


 しっかりした臨床試験(治験)が行われ、信頼性が非常に高い。急性の重いアレルギー反応「アナフィラキシー」が出ても、接種後30分は会場に待機して治療薬で対処できる。アナフィラキシーの頻度も、20万回に1回ほどで、さほど高くない。高齢者は安心して接種できるだろう。

 ―やはり、ワクチン接種の副反応が心配だ。

 過去にピーナツなどを食べたことで、意識を失うほどのアレルギー反応があった人は、アナフィラキシーが出る可能性がある。接種するか医師に相談する必要がある。花粉症程度のアレルギー反応なら問題ない。

◆「一番のリスクは、打たずに感染」

 ―国民はどんな心構えで向き合えばいいか。

 一番のリスクは、ワクチンを打たず新型コロナに感染すること。そして、知らない間に身近な人に感染させること。ただ、接種のリスクもゼロではない。ワクチンを打つ利益がリスクを上回るかどうか自分で考えて判断してほしい。

―日本でのワクチン接種の課題は。


 史上最大のワクチン接種事業になる。災害対応の炊き出しのように、順番に粛々と進めることが大事。自治体と医療従事者の腕の見せ所だ。国は特殊な注射器がそろわないからと、1瓶6回分のうち5回しか使わない方針だが、ワクチンを無駄にするのは避けてほしい。注射器をそろえて、全て使い切るべきだ。

―ワクチンを打った後、どう暮らせばよいか。

 2回接種した後も感染リスクや、無症状で人にうつすリスクは残る。効果の持続する期間も分かっていない。国内の接種率が8~9割に達して明らかに感染がなくなるまでは、今まで通りマスク、うがい、手洗いを続けてほしい。



新型コロナのワクチン接種は努力義務 拒否しても罰則なく「任意」<Q&A>(2021年2月15日配信『東京新聞』)

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 政府が新型コロナウイルス対策の「決め手」と位置付けるワクチン接種は、副反応への不安などから望まない人もいます。国民はワクチン接種にどう臨めばいいのでしょうか。

 Q 接種は必ず受けなければいけませんか。
 A 昨年12月に施行された改正予防接種法では、接種は国民の「努力義務」とされました。実質は「任意」で、接種しなくても罰則はありません。接種は無料で受けられます。

◆打つかどうかは「国民の意思に委ねられる」

 Q 接種は「義務」ではないのですね。

 A 法改正時の国会の付帯決議では、接種はあくまで「国民の意思に委ねられる」ことを周知するよう政府に求めました。政府も「国民は打つ、打たないを選択できる」(河野太郎行政改革担当相)としています。

 Q 接種しないと職場などで不利な扱いを受けないか不安です。

 A 国会の付帯決議では、接種していない人への差別、職場や学校での不利益な取り扱いは許されないことも周知徹底するよう政府に求めています。

◆接種歴を求められるようになる懸念も

 Q 接種済みの証明が必要な場面は。


 A 政府は将来的に海外渡航時に必要になることを視野に入れ、検討を進めています。国内では「想定しづらい」(河野氏)としていますが、野党は「証明がないと飲食店やイベント会場に入れないことはないか」「頻繁に接種歴を求められる社会になるのでは」などと懸念を示しています。(井上峻輔)





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