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<愛知県知事リコール不正>「誰が何のために」「すべて暴いて」 運動参加者、全容解明に期待(2021年3月25日配信『東京新聞』)

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クラウドファンディングの終了を知らせる活動団体のホームページ

 愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)を巡る不正署名問題で、リコール運動の中心だった活動団体の旧事務所(名古屋市)に24日、捜査のメスが入った。リコール運動の趣旨に賛同し、寄付金や署名集めに奔走した人たちは「誰が何のためにやったのか、早く明らかにして」と全容解明を待ち望んだ。(牧野良実、鈴木弘人)

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◆「署名してくれた人に顔向けできない」

 「どこにウソがあったのか、すべて暴いて」。旧事務所への家宅捜索を知り、県内在住の主婦が声を震わせた。この女性は家族分も含めて計18万円を活動団体に寄付。「リコールを成功させたい、力になりたい一心だった」と振り返る。
 大村知事が実行委員会会長を務めた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、昭和天皇の肖像を含む版画が燃える映像作品が展示され「人が人の画像を燃やすのはおかしい」とリコールに協力。

 県外から応援に駆けつけた人への飲食費やマイクなどの備品購入、交通費なども自費で負担し、寄付と合わせ計150万円を運動のために使った。署名集めに駆け回り、体重は5、6キロ減ったという。しかし、疑惑が発覚した今は「本当にばかばかしいことをしてしまった」と後悔する。「お金は勉強代とあきらめられるが、私の呼び掛けで応援に駆けつけてくれたり、署名してくれたりした人たちに顔向けできない」とうつむいた。

◆協力「ないがしろにされた」

 昨年8月、インターネット上で寄付金を募るクラウドファンディング(CF)を通して1万円を支援した大阪府の30代男性も「誰がどういう目的で不正をしたのか。事務局は収支報告をすべて正直に出して」と願う。

 トリエンナーレの展示に「日本兵を揶揄やゆしている。祖父を侮辱しているように感じた」といい「県外からでも応援しよう」と決めた。返礼品として活動団体会長を務めた美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長のサイン入り書籍と、院長の写真が左胸にあしらわれたピンク色のポロシャツが届いた。

 名古屋市内の街頭での署名集めにも参加しており「不正疑惑ばかり話題になって、大村知事に異議を唱えたいという人たちの思いがないがしろにされた。本当に悲しい」と嘆く。

 活動団体は昨年8月から約3カ月間、CFを実施。約4000万円が集まったと公表している。政治団体として登録しており、今月末までに県選管に収支報告書を提出しなければならない。運動を支援した河村たかし名古屋市長は、CFで集めた資金の使途などを公開するよう、活動団体の田中孝博事務局長に公開質問状を送っている。



活動団体の旧事務所を家宅捜索、段ボール1箱押収 愛知県知事リコール不正(2021年3月24日配信『東京新聞』)

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愛知県知事に対するリコール運動の事務局が入っていた建物を家宅捜索し、段ボールを運び出す愛知県警の捜査員ら=24日午後、名古屋市東区で

 愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る不正署名問題で、愛知県警は24日、地方自治法違反(署名偽造)の疑いで、名古屋市東区のリコール活動団体の旧事務所を家宅捜索した。県警は押収資料などを分析し、リコール活動団体が大量の署名偽造に関与したのかなど実態解明を進める。

 午後2時ごろ、リコール活動団体の事務所が入っていた名古屋市東区の建物に県警の捜査員が入った。約3時間にわたって旧事務所の構造を調べたり、捜索をしたりし、押収品を段ボール1箱に入れて捜査車両に積み込んだ。リコール活動団体は昨年6月からこの建物を運動拠点の事務所として使用し、運動終了後の今年1月には撤退していた。

 本紙の取材では、昨年10月、名古屋市内の広告関連会社が佐賀市内で多数のアルバイトを動員して署名を偽造させていた疑いがあり、同社宛ての発注書にはリコール活動団体の事務局幹部の押印や自筆とみられるサインがあった。

 リコール活動団体の田中孝博事務局長はこれまで事務局の不正への関与について否定している。

 県警は各選管に提出された署名約43万5000筆を押収して精査を進めるとともに、一部の事務局幹部やバイト動員に関与したとみられる広告関連会社社長らから事情を聴いていた。

 不正署名問題を巡っては提出された署名約43万5000筆のうち83・2%を県選管が無効と判断。同一筆跡の署名や約8000人分の死者の署名があった。大量の署名が偽造された疑いがあるとして県選管は2月15日に刑事告発していた。



署名偽造で名簿を書き写したアルバイトは延べ1000人以上に 愛知・大村知事リコール不正問題(2021年3月4日配信『東京新聞』)

 愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る署名偽造問題で、名簿を活動団体の署名簿に書き写したアルバイトが、延べ1000人を超えることが、本紙と西日本新聞の共同取材で分かった。関係者によると、作業をしたアルバイトの実数は数百人だったが、1人で複数日にわたって作業をした人もいた。

 関係者によると、アルバイトは人材紹介会社の募集に応じるなどして、佐賀市内の貸会議室で昨年10月20~31日の12日間、書き写し作業をした。この間に作業した延べ人数が、1000人を超えていた。





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