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保険証利用の本格運用先送り マイナカード、トラブルで―厚労省(2021年3月25日配信『時事通信』)

 マイナンバーカードを健康保険証として利用する「オンライン資格確認システム」をめぐり、厚生労働省が3月下旬としていた全国での本格運用開始を当面先送りする方針であることが25日、分かった。4日から一部の医療機関や薬局で試行運用を始めたが、患者の情報を確認できないなどのトラブルが出ていることを踏まえた。

 このシステムは、患者がマイナンバーカードを医療機関などの窓口に設置された顔認証付きカードリーダーにかざして本人確認をすると、患者に保険診療を受ける資格があるかどうかを確認できる仕組み。

 試行運用はこれまでに、24都道府県の54施設が参加。ただ、保険証に記載された情報と一致しなかったり、「情報が登録されていない」と表示されたりするケースが出ている。健康保険組合による加入者情報の入力ミスなどが原因とみられ、厚労省は、正確な情報が入力されているかの確認を進めながら、参加する医療機関などの数を徐々に増やす方針だ。



健康保険証利用の試行開始 マイナカード、下旬から本格運用(2021年3月4日配信『時事通信』)

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マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにする「オンライン資格確認システム」の試行運用が始まり、薬局の窓口に設置された顔認証付きカードリーダー=4日午後、東京都千代田区

 マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにする「オンライン資格確認システム」の試行運用が4日、11都府県の19医療機関・薬局で始まった。カードの保険証利用により、利便性向上や受診時の確実な本人確認につなげる。厚生労働省は試行する機関を段階的に増やし、システムが正常に稼働するかを確認した上で、今月下旬から本格運用を開始する予定だ。

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 患者は利用に当たり、医療機関や薬局の窓口に設置される顔認証付きカードリーダーにカードをかざした上で、顔認証で照合するか、カードの4桁の暗証番号を入力。これにより保険診療を受ける資格があると確認され、診察を受けたり、処方薬を購入したりすることができる。

 カードを保険証として使うには申し込みが必要。従来通り保険証を使うことも可能だ。

 システムを利用すれば、結婚や転職に伴い、新しい保険証が発行される前でも、カードを使い受診できるなどのメリットがある。ただ、2月21日時点で、カードリーダーを申し込んだ医療機関や薬局は全体の32.8%にとどまっており、システムの普及が課題となる。




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