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『報ステ』女性蔑視に『スッキリ!』差別発言、傲慢なテレビ局プロデューサーと世間のズレ(2021年3月26日配信『週刊女性PRIME [シュージョプライム] 』)

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東京・六本木にあるテレビ朝日社屋

 テレビ局のプロデューサーは、どうしてこうも劣化してしまっているのか。

 日本テレビ系情報番組『スッキリ!』のアイヌ民族侮辱のケース、テレビ朝日系『報道ステーション』ウェブCMの女性蔑視ケースが相次いだ。

 両方とも防げる案件だった。そう指摘するのは、スポーツ紙放送担当記者だ。

「日テレは、プロデューサーがネタを見て、これは考査に確認しようと周囲に漏らしていたそうです。考査というのは、放送に適しているかどうか、放送前・放送後に判断する部署です。確認の必要性を感じていながら、それをしなかった。プロデューサーの失態は大きいですよ。すでにもう、番組から外されていますけどね」

 あまりにもお粗末なプロデューサー……。一方、テレビ朝日ケースについても、こう伝える。

「CMですから、絵コンテのコピーチェックは、幾重にも確認できる機会はあり、それらをすべてプロデューサーは目を通していたそうです。もちろん完成品も。にもかかわらず流れたということは、表現の中に潜んでいた女性蔑視の視点、ジェンダー問題への観点がまったくなかったということです」

局員>系列制作会社>非系列制作会社

 テレビ番組のプロデューサーという存在について、

「番組によっては100人単位のスタッフを動かし、1日に数千万円単位の予算を使う権限があるため、中小企業の社長ぐらいえらいと思い込んでいる人が大勢いますよ」

 そう指摘するのは民放報道局の常駐スタッフだ。

「番組の全体反省会には局員も制作会社の派遣スタッフもみんな出ているのに、平気で『幹部のみなさんはよろしくお願いします』と言って、局員を幹部扱いします。制作会社の人間はみんな嫌そうな顔をしていますけどね。

 世間ではコロナ禍の失業者問題が騒がれていますが、テレビ局内では、改変期になると多くのスタッフがクビになっているんです。いわゆる“解雇”ですよ。人の生活を簡単に奪うことも、プロデューサーは平気でする。自分には権限があると思い込んでいる。現場スタッフがいないと成り立たない、と口では言っていながら、現場スタッフに対するリスペクトを感じたことはありませんね。

 そんな感覚のプロデューサーが、世間の空気を理解したり寄り添うことができると思いますか?」

 もちろん優秀なプロデューサーもいて、スタッフや番組のことを第一に考え仕事に励んでいる人もいる。しかし、今回の問題に関しては「日テレに関してもテレビ朝日に関しても起こるべくして起きたことだと思いますよ」と、前出の民放報道局の常駐スタッフは鼻息を荒げる。

 テレビ番組の制作には、局員、系列制作会社、非系列制作会社のスタッフなどが複雑に関わり、同一労働でありながらギャラはまるで違うという大きな格差を作り出している。

「えらそうなことを報道しているテレビ局が内部に作り出しているのが、格差構造なのです。そのことに疑問を持つことがない局員プロデューサーはますます図に乗り、立場の弱いスタッフたちが取り囲む。物申してクビになるかもしれないと考えれば、意見するより沈黙を選びますよ」(前出・民放報道局常駐スタッフ)

 高学歴で高年収で社会的地位も高いという高スペックの局員プロデューサーは、自分はできる、自分はエリートだと考える。自分の能力を疑わず、ほかの人の視点を持たない番組幹部が作るテレビ番組や自社CMは、社会通念とズレたテレビ局の体質を映し続ける。

〈取材・文/薮入うらら〉



報ステWEBCMが反響 福島瑞穂議員「ひどい」蓮舫議員「この程度のジェンダー認識で…」(2021年3月26日配信『デイリースポーツ』)

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福島瑞穂議員

 テレビ朝日系「報道ステーション」が投稿したWEB用CMが反響を呼んでいる。福島瑞穂議員は「報道ステーションのCMがひどい」とバッサリ。蓮舫議員も「この程度のジェンダー認識でCMを作られたのか、との想いです」と厳しい言葉をツイッターで発している。

 報道ステーションのWEB用CMは22日にテレ朝のYouTube公式チャンネルに投稿され、ツイッターでも見られるようになっている。

 「これは報道ステーションのCMです」と最初にテロップが入り、若い女性が仕事を終え自宅に帰宅したシーンで始まる。誰かと会話をしているようなシチュエーションで、女性はリモートに慣れたので久々に会社に行ったら「変な感じがしちゃった」と話したり、会社の先輩が産休明けで赤ちゃんを連れてきていたことに「もう、すっごいかわいくって」「どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかスローガン的に掲げてる時点で何それ、時代遅れって感じ」との思いも吐露している。

 福島議員は「報道ステーションのCMがひどい」と切り捨て、ジェンダー平等、時代遅れなどと語っている部分に「育児しながら働き続けることができる社会をつくるのがジェンダー平等じゃないですか」とつぶやき「女性の地位ランキングが121位の国で、女性の低賃金や子どもを育てながら仕事を続けることの困難さ、子どもや女性に対する暴力、様々な生きづらさがある。それを変えようとしているときに、ジェンダー平等は時代遅れというCMを作る感覚が理解できない」と訴えた。

 蓮舫議員も「久米宏さんのニュースステーション、筑紫哲也さんのニュース23は、当時20代で報道に身を置く私にとって学ぶことしかない報道番組でした」とつぶやき「それが、この程度のジェンダー認識でCMを作られたのか、との想いです」と投稿した。

 一方でネットでは「ジェンダー平等」について「当たり前である『ジェンダー平等』がスローガンになる社会は時代遅れって意味だと思うんだけど」との声も上がっている。





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