FC2ブログ

記事一覧

子ども食堂応援する料金プランつくったら、新電力の契約過去最高に 「支え合う意識が広まった」(2021年3月28日配信『東京新聞』)

 太陽光発電による電力の地産地消を目指す地域新電力「湘南電力」(神奈川県小田原市、原正樹社長)が、電気料金の1%を子ども食堂の支援に充てるユニークな料金プランを導入したところ、1年間で契約数が500件以上増え、過去最高の伸びを記録した。担当者は「予想外の反響。支え合う意識が広まったのでは」と分析している。(西岡聖雄)

キャプチャ
子どもたちに配るお弁当を準備する「お結びころりん」代表の柳沼さん(左)ら

◆Jリーグ、乳がん‥‥多彩な支援先

 この料金プランは「地域応援メニュー」。電力小売りの全面自由化を受け、同社が電気小売業に参入した2016年、地域の課題解決に取り組む団体などの支援を目的に取り入れた。電力会社として全国で初めてという。

 支援先は当初、サッカーJ1の湘南ベルマーレだけだったが、その後、乳がん患者を支えるピンクリボン、障害者のアート活動、ママさんバレーなどに広げた。現在は9つあり、利用者が契約時に選んだ団体や活動に援助物資や支援金を渡している。

 市の協力を得て、支援先に子ども食堂「お結びころりん」が加わったのは昨年3月。すると、それまで全体で2000件だった一般家庭や商店の契約数が急増し、子ども食堂支援分だけで年間504件の新規契約を獲得したという。

◆「活動の幅が広がった」

キャプチャ2
柳沼さん(左)らから飲料などを受け取る親子

 お結びころりんは市内の民家を毎月1回、午前10時から午後4時まで開放し、子どもたちが昼食を食べ、自由に過ごす居場所を提供している。スタッフ9人と自治会の人らが学習や遊びの相手にもなる。現在は新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、毎月1回、お弁当70食を配る活動に切り替えている。

 柳沼未由起代表によると、支援金は運営費に充てているほか、オーブンレンジを購入した。「活動の幅が広がり、希望も出てきて大変うれしい。コロナ収束後はさまざまな活動の資金に充てたい」と喜ぶ。女児2人を連れて弁当や飲料などを受け取った主婦賀川かがわ直子さん(34)は「違う学年の子どもとも遊べ、いろんな世代の大人も見守るので安心。子ども食堂を電力会社が支援する取り組みが広がってほしい」と活動に期待している。

◆応援プラン、ほかの地域へも

 湘南電力は太陽光発電など県内で発電した電力を県内で販売し、売り上げの一部を地域に還元する構想を掲げる。電気料金は大手電力会社よりも少し安く設定しているという。大脇紀おさむ統括部長(58)は「料金収入で子ども食堂を応援するプランをほかの地域へも広げたい」と話した。



キャプチャ

公式サイト➡ここをクリック




スポンサーサイト



プロフィール

gogotamu2019

Author:gogotamu2019
障害福祉・政治・平和問題の最新ニュース・論説紹介

最新記事

カテゴリ