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原発の「げ」の字も出さず 自民・秋本議員が水戸で講演 「地元の事情踏まえた」(2021年3月28日配信『東京新聞』)

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再生可能エネルギーのコスト面の優位性を説く秋本真利衆院議員=28日、水戸市内で

 脱原発派で知られる自民党の秋本真利衆院議員(千葉9区)は28日、水戸市で開かれた自著「自民党発!『原発のない国へ』宣言」(東京新聞)の出版記念講演会で講演した。ただ、同党の二階俊博幹事長が「原発の話は一切しない」と確約することを講演の条件にしたため、原発には触れなかった。

 講演会は県内の市民らでつくる実行委員会の主催。日本原子力発電東海第二原発(茨城県東海村)の再稼働問題を抱える自民党茨城県連が、実行委に立憲民主党などの地方議員が含まれることを「反党的行為」と問題視し、秋本氏に講演を辞退させるよう二階氏に申し入れていた。

 これを受け、二階氏は秋本氏に、講演を中止させない代わりに「原発の話は一切しない」と約束する文書を県連幹部に提出するよう指導していた。
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◆会場の質問の大半は原発だったが…苦肉の策

 「原発」は禁句―。秋本氏の講演会は、開催中止の圧力をかけていた党茨城県連に配慮し、原発の「げ」の字も出さない苦肉の策の内容となった。

 秋本氏は講演で、再生可能エネルギーがコスト面や環境面などで優れていると強調。「再生エネ以外の全ての電源は、そう遠くない将来にフェードアウトする」と見通しを語った。

 「原発」と言うべきところは、火力発電なども含む「再生エネ以外の全ての電源」「大規模集中電源」という言葉に置き換え、「原発」と口にすることを徹底して避けた。

 1時間の講演で唯一、「原発」が登場したのは、「非化石エネルギー」の利用促進を図る「エネルギー供給構造高度化法」に触れた際、非化石エネルギーを「再生エネと原発」と説明した時だけだった。

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講演する秋本議員

 秋本氏は14日、県連幹事長の西條昌良県議に「原発の話は一切しない」と確約する文書を郵送。二階俊博党幹事長は、講演会を中止させない代わりに、話の内容次第では将来的に不利益処分を課す可能性をちらつかせていた。

 秋本氏は講演の最後、「自民党も再生エネの普及拡大を公約に掲げている。ぜひ、わが党への支援を」と呼び掛けた。これも、西條県議に送った文書で約束したことだった。

 会場との質疑も、質問を紙に書いてもらって主催者側でいったん整理し、原発に関する内容を除外する形になった。

 秋本氏は党本部から、質問を受けないよう指導されていたという。日本原子力発電東海第二原発(東海村)の運転差し止めを命じる水戸地裁判決が18日に出たこともあり、秋本氏の回答が自民党議員のコメントとして報道されることを警戒したとみられる。

 主催者によると、寄せられた質問の3分の2ほどは原発関連だったが、「茨城県に向いている再生エネは」など無難なものに絞らざるを得なかった。

 秋本氏は講演会終了後、報道陣に「地元には地元の事情がある。その辺はしっかり踏まえた」と理解を求めた。(宮尾幹成)



秋本衆院議員 水戸の「脱原発」講演の辞退を 自民県議が二階幹事長に申し入れ➡ここをクリック



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