FC2ブログ

記事一覧

ハラスメント(2021年3月29日配信『佐賀新聞』-「有明抄」)

 休日、ごろごろしてばかりの夫が珍しく台所に立った。何をしているかと思えば、偉そうに「男の手料理」などとSNSにこそこそ投稿している。「いつもやってねぇくせに」と妻をいらだたせるそんな行為。名づけて「土日はだいたいオレがハラ」。「ダンナが家事やってる感出すハラスメント」だという

◆『訴えたらむしろ負ける!!ハラスメント図鑑』は、日常の中で不快な気持ちにさせられる出来事を集めた一冊。ハラスメント(嫌がらせ)という言葉が一般的になり、何でも「○○ハラ」と名づけたがる風潮を皮肉っているようでもある

◆仕事のアドバイスをしたくても「パワハラ」と言われそう。ファッションをほめたくても「セクハラ」と言われそう。そんな「何を言ってもハラスメントと言われそうなハラスメント」というのもある。ひと昔前まで当たり前だったコミュニケーションが成り立ちにくい時代である

◆コロナ禍の鬱うっ屈くつした気分が余計、他者に寛容になれない一因かもしれない。「○○ハラ」と言葉が軽くなればなるほど、その痛みは見えづらくなる。〈ハラスメントって、社会問題のようで、人の心の問題なのかもしれません〉とは同書の教えるところである

◆人を不快にしていないか、傷つけてはいないか、小欄も気にかかる。「(桑)ハラ」…なんて、しゃれにもならない。



キャプチャ

本村弁護士「こりゃ負けるね」

言葉のプロである著者が妄想で考えた「訴えたらむしろ負けそう」なハラスメントに、
芸人・イラストレーターのネゴシックス氏がイラストを描き添えました!
オール書き下ろし、ドキドキハラハラな121点!
【ドキドキハラハラ:何を言ってもハラスメントと言われそうハラスメント】

―――――――――――――――――――――――――――

もはや時代の言葉と言っても過言ではない「ハラスメント」
ひとむかし前までは当たり前だったやりとりが、
今では〇〇ハラと呼ばれてニュースになったりする。

そんな中、心は少々ざわつきながらも、
「それをハラスメントと呼んだらもう何もできません」
というものを妄想で考えてみました。

「こんなことあるある」「こんな人いるいる」と
クスッとしてもらえたら、これ幸いです。(はじめに より)

―――――――――――――――――――――――――――

【ハラスメント例】

土日はだいたいオレがハラ
ダンナが家事やってる感出すハラスメント
\SNSに「#男の手料理」って上げるな/

サークル終わりの大学生ハラ
居酒屋でうるさい若者と遭遇するハラスメント
\その声量は、本当に疲れてたら出ない/

京都横浜神戸ハラ
地元プライド高すぎハラスメント
\たまたまそこに生まれただけだろうが/

きっと返ってこないハラ
年金もらえるかわからんハラスメント
\一か八かの投資だなこれは/

本気になったら大ハラ
深夜同じCMにばかり遭遇するハラスメント
\そこまで言うなら資料請求します/

おじサンドバッグハラ
おじさんになら何言ってもいいと思ってるハラスメント
\叩かれても叩かれても、叩き返しちゃだめなんだ/

アマゾン➡ここをクリック




スポンサーサイト



プロフィール

gogotamu2019

Author:gogotamu2019
障害福祉・政治・平和問題の最新ニュース・論説紹介

最新記事

カテゴリ