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耳遠くても、声はっきり聞きやすく 山形市、市窓口に高齢者用支援機(2019年8月7日配信『山形新聞』)

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耳の遠いお年寄りの会話をサポートする卓上型対話支援機器「コミューン」=山形市役所

 山形市は難聴のお年寄りの窓口でのやりとりを円滑にするため、職員の声を聞き取りやすい周波数にして高齢者に伝える卓上型対話支援機器を導入した。1台を主に市障がい福祉課の窓口に置いており、利用状況を見ながら来年度以降の増設も検討する。

 支援機器はユニバーサルサウンドデザイン(東京都)社製の「コミューン」。昨年9月に市役所内で開かれた福祉機器の展示会で紹介があり、市は本年度、試行的に事業費25万円で1台を導入した。機器は専用マイクと高さ20センチほどの小型スピーカーで構成されており、スピーカーを対面している相手の顔に向け、マイクに語り掛けるとクリアな音声が相手の耳に届く。

 市によると、市の昨年度末時点の障害者手帳の保有者は1万819人で、聴覚・平衡機能障害者はそのうち約8.4%に当たる912人。その中で65歳以上の高齢者は713人と8割近くを占めている。

 市障がい福祉課でも来庁者の6割は高齢者で、場合によっては職員が大きな声で、お年寄りに何度も同じことを語り掛けたり、筆談することがあるという。

 同課の担当者は「機器を使うことで、不便な思いを軽減したい」と話している。問い合わせは同課023(641)1212内線549。





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