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「マスク着けられません」感覚過敏をバッジで意思表示 発達障がいの理解促進に(2021年4月12日配信『琉球新報』)

 沖縄県発達障がい者支援センター「がじゅま~る」は、感覚過敏などでマスクが着けられないことを周囲に知らせる意思表示バッジとカードの配布を今月から開始した。コロナ禍でマスクを着用する場面が増える中、障がいなどの理由でマスクを着けることが難しい人への理解を呼び掛けている。

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県発達障がい者支援センターが配布を開始した意思表示バッジとカード。カード上部の記入スペースには「感覚過敏です」などと理由を書き込むことができる

 聴覚や視覚、触覚などが敏感になる感覚過敏は、自閉症など発達障がいのある人に多いとされる特性。程度は人によって異なり、日常生活に支障を来すこともある。厚生労働省はホームページで、障がい特性によりマスクなどの着用が困難な人々に対する理解を求めている。

 昨年、発達障害情報・支援センターによる調査では、発達障がいのある人のうち56%がマスク着用について「我慢して着用している」「着用が難しい」と回答。「感覚過敏でマスクのチクチク感や圧迫感がつらい」「触覚過敏が著しく、肌に布が触れるだけでも不快」などの意見が寄せられた。

 「がじゅま~る」は今年3月、県外で意思表示カードやバッジを作成している「わけがありますくプロジェクト」からイラストデータの無料提供を受け、国連が定める4月2日の「世界自閉症啓発デー」に合わせバッジとカードを作成した。同プロジェクトは販売・営利目的を禁止した上で、自治体や行政機関などの要望に応じてカードやバッジ、ポスターなどのデータを無料提供している。

 「がじゅま~る」の担当者は「感覚過敏を持った人々のことを知ってもらうことが共生社会につながる。周囲に理解が広がり、当事者が生活しやすい地域になってほしい」と協力を呼び掛ける。

 バッジとカードは現在数に限りがあるため、当事者やその家族らを対象に無料配布する。問い合わせは(電話)098(982)2113。

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「がじゅま~る」➡ここをクリック



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