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都ファ議員の竹山番組ドタキャンはやはり小池知事の圧力?出演予定者が舞台裏を明かす(2021年4月12日配信『日刊ゲンダイ』)

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カンニング竹山

 4月10日発売の日刊ゲンダイが〈小池知事また圧力か?子飼いの都議が“竹山番組”ドタキャン〉という記事を報じたが、この番組に出演予定だった人物がドタキャンをめぐる舞台裏を明かした。日刊ゲンダイDIGITALで、コラムを随時連載中の東京都環境公社前理事長の澤章氏だ。同氏がコトの経緯について、次のように振り返った。

 ◇  ◇  ◇

 まさに「敵前逃亡」とはこのことだ。

 10日土曜深夜、ネット放送のABEMA「カンニング竹山の土曜The NIGHT」に出演予定だった私の元に、担当の方から出演取りやめの連絡が入ったのは先週金曜の9日午前だった。出演のオファーがあったのが火曜である。わずか2日の間にいったい何があったのか。

 竹山氏は11日午前零時からの生放送で以下のように説明した。

 4月5日(月)(都議会の)上田都議の出演に加え、「都民ファーストの会」(都ファ)の尾島都議が出演を承諾した。ただし、同会から2人の出演を条件とする

   6日(火)人数のバランスをとるため、急きょ私のキャスティングが決定した

   7日(水)もう1人の都議が駄目になったので、尾島都議のみ出演と連絡が入る

   8日(木)尾島都議より、「政治的な判断で出演を見送りたい」と連絡

   9日(金)ABEMAが上田都議と私に企画変更のため、出演取りやめを伝えて謝罪

   10日(土)竹山氏1人で2時間弱の生放送を乗り切る

 もともと、都ファ議員が出演予定だったこの生放送は、カンニング竹山氏が出演するTBS「アッコにおまかせ!」での発言を巡る都の対応を議論するはずだった。動画制作に4.7億円、実は1800万円の言い間違いに都が抗議文を送りつけた例の騒動についてである。

 竹山氏は中立的な立場で番組を仕切り、出演者が賛成反対に分かれてそれぞれの立場から意見を交わすという企画だった。

 ABEMAから依頼を受けた時、正直、現役の都議会議員が並ぶ中で、元都庁役人という肩書きしか持たない私の存在は不釣り合いだと感じたのも事実だ。しかし、この件に関して言いたいことは山ほどあったので、出演を快諾し、自分のYouTubeでも出演の告知をしていた。その矢先のドタキャンである。せっかく意見をぶつけ合う場が設定されたのに大変残念だ。急遽、出演を見送った都ファ議員は「敵前逃亡」との誹りは免れないのではないか。

 しかも、尾島都議の口にした「政治的な判断」とは一体何なのか。尾島都議に個人的な悪感情は一切ないが、独り立ちした議員であれば、たとえ1人であっても、討論の場に出てきても問題はないし、仮に何らかの圧力が加わった結果、出演取り止めに至ったのだとすれば、メディアへの政治介入と受け止められても申し開きはできないだろう。

小池知事の狙いはあくまで竹山氏個人か?

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“敵前逃亡”した尾島紘平都議

 私は出演が決まった火曜から水曜にかけて、知人友人に「番組を見てくれ」と連絡を入れた。多くは現役の都庁職員であり、都庁OBである。その直後に出席取りやめの連絡を再度送る羽目になったのだが、彼らが異口同音に返信してきたのは、「小池知事の圧力」「小池さんが待ったをかけた」という率直な感想であった。

 むざむざ非難を浴びる場に出ていくことなどまかりならぬ、私の顔に泥をぬる気か、ということなのだろうが、自分への批判を許容しない小池知事の体質はますます強まっていると見るべきである。

 竹山氏は生放送の中で、こんな東京都とのやり取りを紹介していた。

 竹山氏が所属するサンミュージックに対して東京都は文書での回答を求めてきた。宛先は政策企画局理事、私のよく知る幹部職員である。文面の最後は「本件は社内に周知徹底を致しましたことを、ここにご報告致します。」と締めくくられていた。

 ところが、これに都側は加筆を指示してきた。「社内及び本人に」としろというのである。「本人」を入れろと迫ったのだ。いやはや、あくまで竹山氏個人を糾弾したいということらしい。自分を批判する者はとことん追い詰める、そんな小池知事のメッセージが込められた加筆要求である。

 今回の生放送での議論はこうして幻に終わったが、次回は是非、小池知事にもご出演願いたいものだ。その際には、決して「敵前逃亡」などというみっともない真似はなさらぬよう、くれぐれも気を付けていただきたい。

(澤章/東京都環境公社前理事長)




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