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「ブラック校則は体罰と同じ」 実態調査求め6万人署名 文科省に提出(2019年8月24日配信『東京新聞』)

 髪の黒染め強要や下着の色のチェックなど、理不尽な学校の校則を見直そうと活動する「“ブラック校則”をなくそう!プロジェクト」のメンバーが23日、文部科学省を訪れ、柴山昌彦文科相あてに現状の調査などを求める要望書や、賛同する6万334人分の署名を提出した。

 要望書は文科省による校則や指導の実態調査を要請し、子どもたちの声を反映して理不尽な校則を見直すよう都道府県や各教育委員会、学校へ通知を出すよう求めた。

 プロジェクトのメンバーは文科省で記者会見し、スーパーバイザーを務める評論家の荻上チキさんは「人権を侵害する校則は体罰と同じ。具体的な指針をつくるべきだ」と訴えた。

キャプチャ

 プロジェクトは2017年12月、生まれつき茶色い髪を黒く染めるよう教員に強要され、不登校になった女子高校生が損害賠償を求めて大阪府を提訴したことをきっかけに発足した。賛同署名をインターネット上で集め、どんな校則を体験したか尋ねる調査も実施。スカート丈や下着の色を決めたり、教科書や辞書を学校へ置いて帰ることを禁じたりする校則が大幅に増えた実態が明らかになった。
 
キャプチャ

髪の毛が生まれつき茶色いにも関わらず、教員から黒く染めるよう強要され、精神的苦痛を受けて不登校になった女子高校生が今、大阪府と裁判をしています。

 学校の外から見たら首を捻るような校則やルールが今も学校現場に残り、それを根拠に生徒に対して時に厳しすぎる指導がなされています。このことに私たちは心を痛めています。

 実態を探ってみようと、インターネットで #ブラック校則 や #こんな校則いらない で情報を集めたところ、たくさんの声が上がって来ました。

 髪の色や天然パーマの生徒に「地毛証明書」を提出させる、下着の色を指定した上それを学校でチェックする、水飲み禁止や日焼け止め禁止など生徒の健康や命に関わるようなものも見られました。

 私たちの社会は今、多様化が進んでいますが、昔の常識や考え方で作られた校則やルールが見直されないまま時が過ぎ、子どもたちを苦しめる存在になっています。多様な社会を生きていく力を育てる上での阻害要因にもなりえます。

 このような古い校則やルールをもとに行き過ぎた指導が行われた結果が、今回の不幸な事件の原因ではないかと考えます。

 これきっかけに、校則を学校と生徒個人の問題として捉えるのではなく、広く社会全体で、今の時代にあった校則とは何か考える必要があるのではないでしょうか。

 そこで私たちは不合理な校則やルールを「ブラック校則」と名付けました。今学校に通っている子どもたちや保護者のみなさん、かつて学校に通っていた大人のみなさん、ブラック校則を見直そうと声をあげましょう。そして、グローバル化する社会で生きるすべての子どもが、多様な心身の個性を認め合いながらイキイキと学校生活を送れる社会にしていきましょう。


「“ブラック校則”をなくそう!プロジェクト」➡ここをクリック(タップ)



ブラック校則なくそう(2019年8月24日配信『しんぶん赤旗』)

署名6万人分 文科省に提出

 「黒染めによって頭皮がより痛んだ」「下着の色を決められている」―。

 行き過ぎた校則やルール、厳しすぎる指導を社会全体で見直そうと取り組む「ブラック校則をなくそう! プロジェクト」は23日、全国の学校で校則を見直し、「不適切・不合理な校則(ブラック校則)」をなくすよう求める署名6万334人分を文部科学省に提出しました。インターネット署名サイト「Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)」で賛同をつのったもの。

 同プロジェクトは、4000人に対して行った校則に関する調査や、インターネット上で寄せられた事例で明らかになった「校則に関する問題」を要望書にまとめ文科省の担当者に提出しました。要望書は、かつてより厳しい校則が広がっていると指摘。人権侵害にあたるようなものを早急に把握し対応すべきだとしています。

 同日行われた会見で、プロジェクトスーパーバイザーの荻上チキさんは、プロジェクト発足後、民間企業や市民団体の校則内容の調査・検証、国会質疑で取り上げられるなど、「ブラック校則」をめぐる議論やとりくみが広がっていることを紹介。「この1年間のさまざまな社会の反応をみても校則の改善は可能だと確信しています」と話しました。

 発起人でNPO法人「ストップいじめ!ナビ」副代表の須永祐慈さんは、「おとなと子どもが話し合い、お互いが納得して新たなルールが生まれる。どういう校則があったほうがいいのか話し合われることが大事です」と話しました。





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Author:gogotamu2019
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