FC2ブログ

記事一覧

説明を次々覆す児相「資料を見誤った」 鹿児島4歳死亡(2019年9月6日配信『朝日新聞』)

キャプチャ
説明の食い違い

キャプチャ2
大塚璃愛來(りあら)ちゃん=ツイッターから

 鹿児島県出水(いずみ)市で4歳の女児が死亡し、母親の交際相手の男が暴行容疑で逮捕された事件で、県中央児童相談所(児相)の説明が次々と覆っている。女児について児童福祉法で定める「一時保護」を決めたと説明していたが、県警には「一時保護の判断をしなかった」と文書で伝えていたことが、6日にわかった。

 この事件では、出水市の建設作業員日渡駿容疑者(21)が、大塚璃愛來(りあら)ちゃん(4)の頭部を殴ったとして、暴行容疑で8月31日に逮捕された。璃愛來ちゃんの死因は水死の疑いがある。

 児相や県警によると、女児は同市の前に住んだ同県薩摩川内市で3月21、28、29、4月2日の計4回、夜間、路上などに一人でいたところを薩摩川内署に保護された。

 児相は容疑者逮捕の翌日、4回目の保護の後に「次に保護されたら一時保護に踏み切る」と母親に伝えたと説明。だが4日には佐多士郎所長が会見し、伝えた時期は3回目の保護の後で、母親だけでなく県警にも伝えたと修正した。

 4回目に女児が県警に保護された際、児相は一時保護を決めたが、それを伝える前に県警が女児を母親に引き渡したと説明した。

 これに対し、県警は「次は一時保護」との児相からの連絡について、朝日新聞などに「ない」と主張。4回目の保護時の児相の対応についても「児相から女児を母親に引き渡すよう言われた」とし、言い分が児相と食い違っていた。

 こうした中、6日になり、児相が4月に佐多所長名で「一時保護の判断をしなかった」とする内容の文書を県警に送っていたことがわかった。佐多所長は朝日新聞の取材に、文書の存在を認めた。また「次は一時保護する」と伝えた時期について、これまでの説明を覆し、3回目の保護の時点では県警に伝えていなかったと話した。佐多所長は「(会見で)資料を見誤った」と釈明した。

 児相の説明は、出水市との間でも食い違いが残る。出水市は女児の転入を確認した後の8月9日、児相に対し、関係者で支援方法を考える「個別ケース検討会議」の開催を電話で打診したと説明。だが佐多所長は「把握していない」と否定している。




スポンサーサイト



プロフィール

gogotamu2019

Author:gogotamu2019
障害福祉・政治・平和問題の最新ニュース・論説紹介

最新記事

カテゴリ