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詩に水俣病患者らの思いあふれ 熊本で「もやい音楽祭」(2019年9月10日配信『朝日新聞』)

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永本賢二さん(左)の思いがこもった詩が歌になって会場に響いた=2019年9月8日午後1時51分、熊本県水俣市文化会館

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記念撮影に臨む出演者ら=2019年9月8日午後3時53分、熊本県水俣市文化会館

 水俣病患者や障がいがある人の思いが込められた詩に、曲をつけて歌を発表する第12回もやい音楽祭が8日、熊本県水俣市牧ノ内の市文化会館であった。

 音楽祭は水俣病事件によって分断された地域の再生に取り組む「もやい直し」の一環として2008年から開催。今回は「作詩の部」に43作品、「作曲の部」に23作品の応募があり、8日は入賞した11作品が披露され、約400人が聴き入った。

 「世間様のおかげで 生きてる私は 縮こまってなきゃ いけないのかな」「歩いていこう逆流の中でも 歩いていける 逆流の中 立ち向かう勇気あるだろう」……。一人ひとりの人生が生み出した詩が、歌になって会場に響くと、大きな拍手がわき起こった。

 水俣病資料館語り部を務める胎児性水俣病患者の永本賢二さん(60)の「頑張っていこうかね」には、同じ語り部を務め、昨年までに亡くなった金子スミ子さんと前田恵美子さん、そしてこの世に生まれることができなかった「兄」への思いが込められている。

 「金子さんの分も 恵美子ねーちゃんの分も 沢田研二と同じ年に 生まれるはずだった 兄ちゃんの分も 俺は 俺はこれからも 頑張っていこうかね」




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