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脳性まひ選手の7人制サッカー、パラ復活を 岐阜で10月5、6日に公式戦(2019年9月17日配信『中日新聞』ー「岐阜版」)

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FCプログレッソの仲間と記念撮影する栗本さん(前列右から3人目)=岐阜市則武で

 脳性まひの選手による7人制サッカー「CPサッカー」が、パラリンピック実施競技への復活を目指している。普及や環境整備、それを支えるスポンサー集めなど課題はあるが、日本CPサッカー協会(JCPFA)会長の栗本裕也さん(49)=羽島市=は「積極的に動いていきたい」と意気込んでいる。

 「CP」は脳性まひを意味する英語「Cerebral Palsy」の頭文字。CPサッカーのルールは通常のサッカーとほぼ同じで、ピッチとゴールが一回り小さく、オフサイドがないことなどが特徴だ。選手は障害の部位や程度によって四クラスに分かれ、ピッチ上の7人は各クラスの選手が一定の割合ずついるよう構成される。

 2016年リオデジャネイロ・パラリンピックまで正式競技だったが、20年東京大会では落選した。24年パリ大会でも最終候補に残りながら選ばれなかった。女子選手の比率の低さなどが要因とされ、栗本さんは「女子CPサッカーワールドカップ(W杯)の開催を目標に、各国をあげて普及に取り組んでいる」と巻き返しを誓う。

 栗本さんは先天性の脳性まひのために四肢が自由に動かず、言葉もうまく話せない。ただ、幼少時からスキーに取り組むなどスポーツ好きで、02年のサッカー日韓W杯の観戦をきっかけにCPサッカーを始めた。東海地域で競技の裾野を広げ、ともに楽しむ仲間を増やそうと、04年に県内を拠点とする「FCプログレッソ」を設立。プレーの傍ら全日本選手権の責任者を務め、17年7月にJCPFA会長に就任した。

 視覚障害者によるブラインドサッカーなどと違い、CPサッカーは「一目で障害者がプレーしていると分からない」と栗本さん。特徴が伝わりづらいことが悩ましい半面、「選手はそれぞれ障害の部位や度合いが違うので、互いに理解してプレーすることが重要。多様性のサッカーでもあり、健常者も一緒に気軽に楽しめる」と奥深さをアピールする。

 一方で施設の充実や指導者の育成など課題は多い。東京パラリンピックから外れたことで、海外も含めて支援の先細りが懸念される。難しい状況でかじ取り役を担う栗本さんだが、「迷っている人がいれば、とにかく一緒にやってみよう。私も30歳を過ぎてから本格的に始めたのだから」と話す。

 10月5、6日には岐阜市の長良川球技メドウで全日本選手権が開催される。7月のW杯(スペイン)で過去最高タイの13位に入った日本代表選手たちが、今度は各所属クラブで日本一を目指す。多くの人に競技を知ってもらうチャンスでもあり、栗本さんは「CPサッカーの公式試合を間近で見られる機会。多くの方に会場でプレーを見てほしい」と呼び掛けている。

CPサッカーの基本情報
 「脳性まひ者7人制サッカー」として、国内では通称「CPサッカー」と呼ばれています。
CPサッカーの「CP」とは英語の「Cerebral(脳からの)」「Palsy(麻痺)」の略で、脳性まひという意味です。
英語表記では「CP Football」とされています。

 1984年よりパラリンピック正式種目となっています。残念ながら2020年東京パラリンピックでは、競技種目から外されてしましましたが、再度2024年パラリンピック種目に復帰できるよう各国で活動をしています。
 パラリンピック以外でも、アジアオセアニア選手権や欧州選手権・世界選手権もあり、世界的に盛んに行われています。
世界レベルは高いですが、未来の日本代表選手にチャンスのある競技です。


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