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松山東署、誤認逮捕問題 愛媛県警が調査結果報告、会見一問一答(2019年10月4日配信『愛媛新聞』)

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県議会スポーツ文教警察委員会で誤認逮捕の調査結果と再発防止策を報告する篠原英樹県警本部長(前列左から2人目)ら=3日午後、県議会議事堂

 松山東署の誤認逮捕問題で3日、県警は県議会スポーツ文教警察委員会(8人)で2カ月間にわたった調査結果を報告。午後1時、県警の篠原英樹本部長や二宮幸仁刑事部長らが「誤認逮捕の女性に誠に申し訳なく、心よりおわびする」と改めて頭を下げた。

 笹岡博之氏(公明)は何度も自白の強要の有無を問うたが、二宮刑事部長は「(女性の)自由な意思決定を阻害し、任意性を欠く違法な取り調べとまでは認められなかった」と答えるにとどめた。

 休憩を挟んで約2時間、質疑応答などをした同委は、県警に対して「強い憤りと遺憾の意を表明する」と委員の総意で申し入れを実施。実効性ある再発防止策の実行▽女性への誠意ある対応の継続▽説明責任を果たすこと―などを強く求めた。

 午後4時からは県警本部で会見があり、県警は冒頭計約6分、篠原本部長らの報告と県警クラブの代表質問2問のみで撮影をストップさせた。約2時間の会見に応じた県警側は「自白の強要はなかった」と明言したが、根拠などを聞かれると、篠原本部長らは強制や暴行などに当たらず「総合的に判断した結果」と繰り返した。


【女性手記 間違いない/第三者調査考えず 県警会見一問一答】

 3日に県警本部で開かれた会見で、報道陣と篠原英樹本部長、二宮幸仁刑事部長らとの主なやりとりは次の通り。

 ―(女性の)手記の中にある言葉は実際に言っていたのか。
 全てあった。おおむね間違いない。

 ―今後、外部調査の予定や必要性は。
 (県公安委員会から)県民の立場に立った高い視点、広い視野から適切な指導を受けている。よって第三者機関の調査は考えていない。

 ―不適切な発言があったと認めているのに捜査員らへの処分をしない理由は。
 それぞれの職員個人に監察上の責任は認められなかった。

 ―鑑定結果の評価の問題点を挙げているが、どう評価すべきだったのか。
 「同一人物と見て矛盾はない」という結果は出ていたが、同一人物だと特定されたわけではないのに過大評価した。

 ―手記での取り調べはどの段階での発言なのか。
 ほとんどが任意段階の取り調べ中。全部1人の捜査員が言った。

 ―捜査員からの弁明はないのか。
 「自白を促すつもりで言った」と発言している。

 ―自白の促しはあったのに自白の強要はなかったと判断するのか。声を荒らげたりしなかったのか。
 取り調べの中で「本当のことを言ってほしい」という意図で言った。(声を荒らげたことは)基本的には認められなかった。

 ―主観を真に受けないためのチェック機能が、なぜ働かなかったのか。
 捜査員の最初の主観的判断を基に、捜査幹部が捜査方針を立ててしまった。犯人性や消極証拠の裏付け捜査が欠如していた。当然やるべきことが抜け落ちていた。

 ―所持品の矛盾とは具体的に。ドライブレコーダーの音声にあった(女の)愛称と(女性の)名前が一致しない矛盾については他の捜査員は確認しなかったのか。
 携帯電話、財布が映像と所持しているもので違っていた。一目見たら違うと分かる。音声に関しては最初に見た捜査員が愛称を聞き間違えた。他の捜査員は先入観があって間違いに気が付かなかった。愛称と名前が一致しないことに関しては、あだ名は名前と一致しないこともあるだろうと判断した。

 ―「弁護士に言われたから黙秘するのではなく自らの意思で話せ」という部分は黙秘権の否定ではないのか。
 言葉だけでなく前後の流れがある。不適切な言動で非があったことは認める。




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