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白杖女性転落死 京成立石駅の点字ブロック 地元団体、以前から改善要望(2019年10月12日配信『東京新聞』)

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視察に訪れた都盲人福祉協会の人たち=葛飾区の京成立石駅で

 視覚障害者の女性が1日、駅ホームから転落し、死亡した事故があった京成押上線の京成立石駅(葛飾区)。都盲人福祉協会(都盲協)は11日、ホームの点字ブロックに関する質問書を京成電鉄に提出した。区視覚障害者福祉協会は長年、点字ブロックを改善してほしいと同社に求めてきた。

 事故では、視覚障害のある無職秋谷喜代子さん(66)=荒川区=がホームから転落し、ホームに入ってきた電車にはねられ、死亡した。

 区視覚障害者福祉協会は約15年前、同駅ホームの点字ブロックを改善してほしいと、同社への署名活動を展開。その後も幾度に渡り、口頭で訴えてきたが、同社から回答はなかった。

 同協会の古渡咲子会長(77)は「点字ブロックは命を守る手段。同社には障害者のことをもう少し考えてほしい」と声を落とし「区役所が近く、視覚障害者も多く利用している駅なのに、段差があってつまずきやすい。転ばないようにヒールがあるくつでのおしゃれはいけないと、自分にも言い聞かせている」と話す。

 都盲協によると、駅ホームの点字ブロックには段差が生じていた。また、1ブロック当たり41個の突起物があるタイプと25個のタイプが混在。国交省によると、法律に基づくガイドラインでは25個以下とすることなどを求めている。

 都盲協はこの日、同駅を訪れて視察し、ブロックに関する認識などを問う質問書を同社に提出。同社担当者は「内容を確認し、回答する。安全対策も検討していく」としている。

 駅ホームを10日に視察した成蹊大学の大倉元宏名誉教授=人間工学専門=は、「足や白杖(はくじょう)で分かりやすい国のガイドラインに沿ったブロックへの改修が望ましい。鉄道会社には利用者目線を大切にしてほしい」と話した。



転落ホームの点字ブロックにずれ(2019年10月11日配信『NHKニュース』)

今月、東京・葛飾区の駅で視覚障害者の女性が転落し死亡した事故で、現場の点字ブロックの高さにずれがあったことがわかりました。

障害者団体は、転落の原因となった可能性があるとして改善を求めることにしています。

今月1日、葛飾区の京成立石駅で、ホームでつまずいたとみられる荒川区に住む視覚障害者の秋谷喜代子さん(66)が線路に転落し、電車にはねられ死亡しました。

現場の点字ブロックは、突起状のブロックに沿って、ホームの内側を示すための直線状のブロックが、去年、追加で設置されましたが、事故のあと東京都盲人福祉協会が確認したところ、この追加で設置した部分が前からあった部分より3、4ミリ高く、ずれがあったことがわかりました。

盲人福祉協会によりますと、視覚障害者は、特に駅のホームでは点字ブロックを慎重に確認しようとすり足気味に歩く傾向にあるため、数ミリのずれでもつまずくおそれがあるということです。

このため、今回の事故の原因となった可能性があるとして、鉄道会社に改善を求めることにしています。

ホームの内側を示すブロックの設置は、去年3月から新たに鉄道会社の努力義務とされていて、多くの駅で追加で設置されていることから、ほかの駅でもずれが生じているおそれがあるということです。

駅の安全性をめぐる国土交通省の検討会の委員を務めた成蹊大学の大倉元宏名誉教授は「ホーム内側を示すブロックは設置すべきだが、高さにずれあると足が引っかかり転倒するおそれもある。高さがそろったものに設置し直すなど、対応が必要だ」と話しています。





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