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寒暖差の大きい季節 避難所での健康管理どうすれば(2019年10月14日配信『朝日新聞』)


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丸森町の避難所になっている町立丸森小学校の体育館には、寒さをしのぐためストーブが置かれていた=2019年10月14日午前9時46分、宮城県丸森町

 避難所など慣れない環境での体調管理のポイントを、栗原美穂子・横浜在宅看護協議会会長(訪問看護師)に聞いた。

 やはり睡眠が基本だ。避難所だと床に寝る場合が多いので、なかなか眠れないことが多い。それにはアイマスクや耳栓をするだけで、随分違うという。「耳栓がなければイヤホン、それもなければティッシュをちぎって丸めたものを耳に詰めるといいです」と栗原さん。

 あとはこまめに手を洗うこと。風邪やインフルエンザなどは、手から感染することが多い。水道が止まっていたら、ウェットティッシュで拭く。「乾いたティッシュで手を拭くだけでも、衛生上の効果はあるんですよ」

 また、じっとしていないで、少しでも体を動かすことが重要になる。例えば、トイレに並んでいるときに、足踏みをしたり、背伸びをしたりする、といった方法だ。

 夜中トイレに行くのがいやな男性は、お店などにある傘袋やスーパーのレジ袋にする方法もあるという。口を縛っておけば臭いもしないので、翌朝トイレに流せばいい。

 栗原さんは「寒暖差が大きい季節になってきたので、保温対策が大事だ。靴下ははくようにして、タオルを首に巻くだけでも違う」と話している。

 避難所の管理者向けには、医療関係の団体でつくる一般社団法人「医療安全全国共同行動」がまとめる「避難所健康維持チェックリスト」(http://qsh.jp/saigai_doc/hinanjyo_kenkouiji.pdf)が、役に立ちそうだ。乳幼児、高齢者、脳卒中、心臓病など、年代・疾病別に対処のポイントがまとめられている。

 例えば、脳卒中だと「突然の激しい頭痛」「口の片側からよだれが出る」などの症状が出たら救急車を呼ぶ、などと記されている。発達障害児・者向けの対応法も示されている。




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