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「#KuToo」と「女子相撲」 今年の女性100人に日本から2人(2019年10月17日配信『NHKニュース』)

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イギリスの公共放送BBCが選ぶ世界の人たちに影響を与えた「ことしの女性100人」に、日本からはヒールのある靴の着用に異議を唱えた女性と、女子相撲で活躍する大学生の2人が選ばれました。

イギリスのBBCは毎年、世界の人たちに影響を与えた女性100人を発表していて、ことしは、日本から2人が選ばれました。

このうち、グラビア女優でライターの石川優実さんは、職場や就職活動で女性がヒールのある靴の着用を強制されることに異議を唱え、「靴」と「苦痛」をかけたハッシュタグ「#KuToo」をネット上で拡散させました。

BBCは、石川さんがこうした現状を変えようと2万人近くから署名を集めて厚生労働省に提出したことを紹介し、「日常の中にある男女間の差別に気づいてほしい」という本人のコメントを伝えています。

また、立命館大学4年の今日和さんは、日本の相撲界に「女人禁制」の伝統がある中、女子相撲の各大会で活躍し、伝統の壁に立ち向かう姿がイギリスの映画監督によって映画化されました。

BBCは「世界中の子どもたちに相撲に親しんでもらい、相撲をオリンピック競技にしたい」という今さんのコメントを伝えています。

このほか、地球温暖化対策を訴えるスウェーデンのグレタ・トゥーンベリさんなどが選ばれました。



「#KuToo」提唱者ら選出=「100人の女性」に日本人2人-英BBC(2019年10月17日配信『時事通信』)

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「#KuToo」運動を提唱したグラビア女優・ライターの石川優実さん=6月3日、東京都内(AFP時事)

 人々に感動や影響を与えた世界各国の女性を選ぶ英BBC放送の今年の「100人の女性」が16日発表され、ハイヒールの着用強制に反対する「#KuToo」運動を提唱したグラビア女優・ライターの石川優実さん=東京都在住、岐阜県出身=と、立命館大相撲部の今日和さん=青森県出身=の日本人女性2人が選ばれた。

 石川さんは仕事でパンプスの着用を求められ、出血などした経験から着用強制に抗議。性被害を告発する「#MeToo」(私も被害者)に倣い、「靴」と「苦痛」をかけた「#KuToo」と呼ばれる運動を始めた。

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立命館大相撲部の今日和さん=2018年7月、東京都世田谷区

 今さんは、兄の影響で小学生の時に相撲を始めた。女子相撲の競技人口が少ない中、練習を続け、数々の試合に出場。昨年、大相撲の「女人禁制」など伝統の壁と向き合う今さんを追った英短編映画「リトル・ミス・スモウ」が制作され、注目を集めた。

 BBCによると、石川さんは「日本ではまだ多くの人が性差別の存在にさえ気付かない。男女が平等だということを認識し、日常的な差別に目を向けてほしい」と訴えた。今さんは「世界中の子供たちに相撲をやってほしい。相撲をオリンピック競技にしたい」とコメントした。



「パンプス強制は苦痛」=足腰に負担、仕事に支障-「#KuToo」(2019年2月23日配信『時事通信』)

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 仕事でパンプスやハイヒールの着用を強制され、足腰の痛みに苦しむのは理不尽だとして、女性たちが声を上げている。性被害を告発する「#MeToo」(私も被害者)にならい「#KuToo」と命名された。「靴」と「苦痛」を掛けた言葉で、インターネット上では国に対応を求める署名集めも活発化している。

 「出血や肩凝りの原因となる」「ハイヒールで外回りして、腰痛や外反母趾(ぼし)になった」。ネット上には悲痛な声が並ぶ。パンプス着用を強制されているという視覚障害のある20代女性は、街中でつまずいた際、転倒防止のバランスが取りにくいと訴えている。

 パンプスをめぐっては、東京都心などで働く女性の約7割が、週1日以上履くとの調査結果がある。接客業などで着用を求められるほか、事務職でも「マナー」として履くことが暗黙のルールになっているケースが多いとされる。海外では、押し付けられた性の象徴として問題視される事態が続発。そもそも災害大国の日本では、避難時に走りにくいパンプスなどへの批判は根強かった。

 「立ち仕事なのに歩きにくいし、足の小指の爪から血が出る」。グラビア女優・ライターの石川優実さん(32)=東京都在住、岐阜県出身=は嘆く。葬儀進行の手伝いなどのアルバイトをする際、先端が細いパンプスの着用が求められる。

 そんな中、1月下旬、男性社員の靴を見て思った。「この革靴なら負担が減るのに」。ツイッターに投稿すると、すぐにリツイート(拡散)され共感が広がった。数日後には「#KuToo」というハッシュタグ(検索用の目印)が作られた。

 「男女差による靴の着用強制は性差別。厚生労働省は企業に対し、強制を禁止する通達を出してほしい」。石川さんは今月11日、米国発のネット署名サイト「Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)」で賛同を募り始めた。署名は次々に集まり、20日には1万人を超えた。

 石川さんは「みんなパンプスやハイヒールが平気だと思っていたが、実は我慢していただけと知って驚いた。女性だけ自由に靴を選べないのは完全な差別だという認識を、社会全体が持ってほしい」と話している。




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Author:gogotamu2019
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