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水俣病の「一番札所」に 熊本と新潟、お地蔵様が結ぶ絆(2019年10月22日配信『朝日新聞』)

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新潟のお地蔵さんなどについて話す旗野秀人さん(右)ら=2019年10月20日午後2時34分、熊本県水俣市の水俣病資料館

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百間排水口前のお地蔵さん=2019年10月20日午後4時44分、熊本県水俣市

 水俣病が発生した熊本県水俣市と新潟県に建立された「お地蔵さん」をテーマにしたトークイベントが20日、水俣市明神町の水俣病資料館であった。

 同館で開かれている企画展「新潟と水俣~お地蔵さんがつなぎ、伝えるもの~」の関連イベント。水俣では、水俣病の原因企業チッソとの自主交渉の先頭に立ち、被害者救済に力を尽くした川本輝夫さん(1931~99)が1994年、水俣市の百間排水口前に、新潟・阿賀野川の石でつくられた地蔵を建立した。

 新潟では、自主交渉に突入した川本さんと出会い、患者を支援してきた「新潟水俣病安田患者の会」事務局の旗野秀人さん(69)が98年、地域の絆を再生しようと、水俣川の石でつくった地蔵を阿賀野川のほとりに建てた。

 この日は川本さんの長男で語り部を務める愛一郎さん(61)と旗野さんが地蔵に込められた思いなどを語った。愛一郎さんは「父は八十八カ所巡りの1番札所なんだと言い、水俣病事件を学べる場としてお地蔵様をつくりたいと語っていた」。旗野さんは「お地蔵さんがなんで村のはずれに立っているのか、それを語り伝えていくことがとても大事だ」と話していた。

 企画展は、2人の地蔵に託した思いや足跡をたどるパネルを展示しており、12月15日まで。入館無料。



地蔵でつなぐ水俣病の地 熊本と新潟「交流の歴史知って」 資料館で企画展(2019年9月23日配信『産経新聞』)

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熊本県水俣市立水俣病資料館で始まった企画展「新潟と水俣~お地蔵さんがつなぎ、伝えるもの~」

 水俣病が発生した熊本県水俣市と新潟県阿賀野市で被害者支援に取り組んだ2人が、阿賀野川と水俣川の石から作った地蔵を巡って交流した歴史を伝える企画展「新潟と水俣~お地蔵さんがつなぎ、伝えるもの~」が、水俣市立水俣病資料館で始まった。12月15日までで、入場は無料。同館は「地蔵は絆の象徴。歴史を知ってほしい」としている。

 同館によると、阿賀野川と水俣川の石で作った地蔵は、それぞれ水俣市と阿賀野市に置かれている。未認定患者の認定を求め、支援活動を率いた水俣市の故川本輝夫さん=享年(67)=が、阿賀野市で新潟水俣病患者を支援する旗野秀人さん(69)に打診したのがきっかけとされる。

 平成6年に阿賀野川の石で作った地蔵が水俣に贈られ、原因企業チッソの排水溝前に設置された。10年には返礼に贈られた水俣川の石で作った地蔵が阿賀野川のほとりに置かれた。両市の被害者団体や語り部は合同で集会を開くなど、長年の交流が続いている。

 資料館の担当者は「新潟の人が先に裁判闘争に立ち上がり、水俣市民も司法で闘う勇気をもらった。チッソをにらむ地蔵は新潟との絆の象徴で、交流の歴史を理解してほしい」と話している。



地蔵でつなぐ水俣病の地 熊本と新潟、企画展始まる(2019年9月21日配信『共同通信』)

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 チッソの排水溝(奥)に向き合うように設置された地蔵のほこら(21日午前、熊本県水俣市)

 水俣病が発生した熊本県水俣市と新潟県阿賀野市で被害者支援に取り組んだ2人が、阿賀野川と水俣川の石から作った地蔵を巡って交流した歴史を伝える企画展「新潟と水俣~お地蔵さんがつなぎ、伝えるもの~」が21日、水俣市立水俣病資料館で始まった。12月15日までで、入場は無料。

 同館は「地蔵は絆の象徴。歴史を知ってほしい」としている。

 同館によると、阿賀野川と水俣川の石で作った地蔵は、それぞれ水俣市と阿賀野市に置かれている。未認定患者の認定を求め、支援活動を率いた水俣市の故川本輝夫さん(享年67)が、阿賀野市で新潟水俣病患者を支援する旗野秀人さん(69)に打診したのがきっかけとされる。

 1994年に阿賀野川の石で作った地蔵が水俣に贈られ、原因企業チッソの排水溝前に設置。98年には返礼に贈られた水俣川の石で作った地蔵が阿賀野川のほとりに置かれた。両市の被害者団体や語り部は合同で集会を開くなど、長年の交流が続いている。

 資料館の担当者は「新潟の人が先に裁判闘争に立ち上がり、水俣市民も司法で闘う勇気をもらった。チッソをにらむ地蔵は新潟との絆の象徴で、交流の歴史を理解してほしい」と話している。




チラシ(新潟と水俣)_ページ_1

チラシ(新潟と水俣)_ページ_2

企画展の 趣旨
 水俣病が発生した新潟と水俣、二つの地域をつなぐ“お地蔵さん”があることをご存知でしょうか。新潟水俣病が発生した阿賀野川の石で作られた「水俣地蔵」は水俣の百間(ひゃっけん)排水口前に、水俣川の石で作られた「阿賀地蔵」は阿賀野川のほとりの千唐仁(せんとうじ)に安置されています。
 この二尊の“お地蔵さん”はなぜ作られたのでしょうか。
 本企画展では、“お地蔵さん”を建立した川本輝夫さんと旗野秀人さんに焦点を当てて、その意味を解き明かしていきます。二人はそれぞれの地域で、水俣病の未認定患者の認定を求めて運動を展開していきました。闘いを率いてきた二人が、運動の中で“お地蔵さん”を建てるにいたったのはなぜなのか。何を伝え、残そうとしたのかを考えることは、私たちに新たな視点を与えてくれることと思います。

水俣市立水俣病資料館 企画展

「新潟と水俣~お地蔵さんがつなぎ、伝えるもの~」

【開催時期】令和元年9月21日(土)~12月15日(日)

【開催場所】水俣市立水俣病資料館 企画展示室

(熊本県水俣市明神町53)

【参加方法】事前申込不要、入場無料

【主  催】水俣市立水俣病資料館

【協  力】高倉鼓子/旗野秀人/川本愛一郎/一般社団法人あがのがわ環境学舎/

      熊本大学大学院人文社会科学研究部(慶田研究室)

関連イベント================

① 上映会『阿賀野川昔も今も宝もん』(旗野秀人さん制作)

  【日時】10月20日(日) 13:00~13:45

  【場所】水俣病資料館語り部講話室

  【ゲスト】旗野秀人さん



  トーク「お地蔵さんへの想い」

             ~ 旗野秀人さん× 川本愛一郎さん~

  【日時】10月20日(日) 14:00~15:30

  【場所】水俣病資料館企画展示室

  【ゲスト】旗野秀人さん、川本愛一郎さん

  【聞き手】高倉鼓子さん

② 上映会『阿賀に生きる』

  【日時】11月23日(土・祝) 13:30~16:00

  【場所】水俣病資料館企画展示室

  映画『阿賀に生きる』

  佐藤真監督作品。1992年。115分。「新潟水俣病という社会的

  なテーマを根底に据えながらも、そこからはみ出す人間の命の

  賛歌をまるごと収め」、「自然とともに生きる人間の力強さ」が

  描かれた映画。(映画『阿賀に生きる』公式サイトより)

(映画『阿賀に生きる』公式サイト➡ここをクリック(タップ)

チラシ➡ここをクリック(タップ)

水俣市立水俣病資料館➡ここをクリック(タップ)




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