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神風特攻隊(2019年10月27日配信『愛媛新聞』ー「地軸」)

 西条市の楢本神社で25日、神 風(しんぷう)特攻隊の慰霊追悼式典があっ た。75年前に第1陣の敷島隊が 出撃した日であり、搭乗した西条市出身の関行男、新居浜市出身の大黒繁男らの命日でもある

▲「特攻第1号に県人がいた」という史実は「西条市民でも知らない人が多い」と、主催する奉賛会の村上俊行会長は話す。特攻に対しては「彼らの犠牲で今の平和がある」という敬意もあれば、英雄視することへの批判もある。教育現場などで伝える難しさも背景にあるようだ

▲高齢化や記憶の風化で、奉賛会の継続も簡単ではない。それでもメンバーは月1回、関の慰霊碑の清掃を欠かさない。特攻への向き合い方はそれぞれでも、わずか20歳ほどで散った命を「忘れてはならない」という強い思いがある

▲神社の境内にある記念館には、関の母サカエが生前使っていた茶わんなどの食器がある。サカエは「軍神の母」として称賛された時期もあったが、終戦後は苦労の連続だった。食器は山奥の小学校で用務員をしていた時のもの。どんな食事風景だったろう

▲特攻を考えるとき、関や大黒、家族がどう生きたかを置き去りにはできない。過ちを二度と繰り返さないための出発点は、犠牲者一人一人に思いを致し、忘れないこと

▲風化にあらがう取り組みは続く。奉賛会のメンバーは12月、敷島隊が飛び立ったフィリピン北部のルソン島にあるマバラカット飛行場跡に初めて立つ予定だ。

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