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「災害時、障害者はどんどん声を上げて」 野洲で熊本地震の体験者語る(2019年10月28日配信『中日新聞』ー「滋賀版」)

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熊本地震の教訓を語る新城さん=野洲市小篠原で

 県視覚障害者福祉協会の福祉大会と女性部65五周年記念大会が25日、野洲市小篠原の野洲文化ホールであり、協会関係者や来賓など600人が参加した。

 日本視覚障害者団体連合女性協議会相談役で、熊本市在住の新城育子さん(80)が講演。2016年に熊本地震で被災した経験と、そこから得た教訓を語った。

 新城さん夫婦は全盲で、最初は近くの体育館に避難したが、トイレの場所も分からないなど、不安が大きかったという。そこで、視覚障害者向けの避難所を開設してもらえるよう、県と何度も交渉。4日後に点字図書館などが入った福祉センターを開けてもらい、多くの仲間と心強く過ごすことができた。

 新城さんは「同じ障害者でなければ分からないことがある」と述べ、地震をきっかけにして障害者同士の絆が強まったと説明。障害者にとって不便なことや助けてほしいことは、どんどん声を上げるべきだと主張し、「それが社会での障害者理解の第一歩になる。私は機会あるごとに、視覚障害者の思いを地域で伝えていきたい」と語った。

 講演に先立つ式典では、福祉の発展などに貢献した個人や団体に表彰状と感謝状を贈った。全国で頻発する自然災害を踏まえ、災害時の福祉避難所の設置と、障害者の避難生活を支える態勢づくりに、全ての自治体が取り組むよう求める決議も行った。




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