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<国会バリアフリー>れいわ木村氏 初質問 「多機能トイレ 障害者に弊害」(2019年11月6日配信『東京新聞』)

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 重い障害のある、れいわ新選組の木村英子参院議員が5日、参院国土交通委員会で初めて質問した。障害者が社会参加できる環境の整備に向け、障害者差別解消法で国や自治体に義務付けられた「合理的配慮」の徹底を当事者の立場から訴えた。具体的な政策として災害時の障害者の避難計画策定を自治体に促すよう求めた。参院によると、重度障害のある議員が国会で質問するのは初めて。 

 木村氏は質問冒頭で「障害者が地域で当たり前に生活するにはさまざまなバリアーがある」と指摘。その上で「まだまだ進まない合理的配慮を改善するために、障害者の立場から質問する」と話した。

 脳性まひで手足を自由に動かせないことから、大型車いすに座ったまま、秘書らの介助を受けながら質問した。質問は約30分間。公設秘書による代読には頼らなかった。

 大規模災害時の問題点として、個々の障害者の避難先や支援者を決める「個別計画」を策定済みの自治体は14%にとどまると指摘。「早急に取り組むよう自治体に働き掛けてほしい」と求めた。今井絵理子内閣府政務官は自治体に制度の周知を図っていると述べた。

 木村氏は公共施設の多機能トイレに関し、乳幼児のおむつ交換台、介護用ベッドといった機能が備わった結果、使用者が増え「車いすの人が使えなくて困る状況が生まれている」と弊害に言及した。赤羽一嘉国土交通相はトイレの機能分散に取り組む考えを示した。

 審議後、木村氏は「自分が受けてきた差別やバリアーを課題として挙げ、問題解決に取り組みたい」と記者団に述べた。約30分間の質問は「体力的には厳しかった」としつつ「課題を改善したい思いが強いので頑張れた」と語った。

 筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後(ふなご)靖彦氏(れいわ)も、7日の参院文教科学委員会で質問する。







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