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聴覚障害者が通報訓練 石川・小松市消防本部「119番の日」に(2019年11月10日配信『中日新聞』ー「石川版」)

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指令センターの職員に教わりながらウェブ通報の手順を確認する参加者=小松市消防本部で

 「119番の日」の9日、小松市消防本部で、聴覚障害者が消防に通報する訓練があった。秋の全国火災予防運動(15日まで)初日に毎年行っている。今年は市内の聴覚障害者二人を招いて、自前のスマートフォンを使って通報方法を確認した。

 聴覚障害者の119番通報は、インターネットを使ったウェブ通報とファクスによる通報がある。いずれも文章のやりとりで、消防職員に状況などが説明できる。訓練では同本部指令センターの消防職員が説明。2人は専用サイトにアクセスし、外出先か自宅かを選んだ後、火災か、救急を選択していた。ファクスによる通報訓練もあった。

 聴覚障害者として消防に通報するには、市ふれあい福祉課の窓口で、住所やメールアドレスなどの事前登録が必要。現在、35人が登録している。ウェブ通報なら、外出先からの通報でも衛星利用測位システム(GPS)で場所が分かる。ウェブ、ファクスいずれも通報で火災か、救急かを伝えた時点で、管轄の消防署から隊員が出動する。

 中山恵嗣(けいし)センター長(58)は「ウェブやファクスで有事の際に貴重な119番通報ができる。理解して遠慮なく使ってほしい」と聴覚障害者らに話した。



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