是枝裕和監督の「怪物」に「クィア・パルム賞」 日本初、カンヌ映画祭(2023年5月27日配信『毎日新聞』)
- 2023/05/27
- 15:51
カンヌ映画祭便り

「クィア・パルム賞」を受賞した是枝裕和監督(左から2人目)=フランス・カンヌ
フランス南部で開かれている第76回カンヌ国際映画祭の授賞式に先立ち、是枝裕和監督の作品「怪物」が、独立賞の一つでLGBTQを扱った映画に与えられる「クィア・パルム賞」を受賞した。配給元が27日までに発表した。日本映画としては初の受賞という。
同賞は10年に創設。公式部門と別に組織され、映画監督や俳優、各国のクィア映画祭のプロデューサーらが審査員を務める。カンヌ国際映画祭に出品された作品から選ばれ、今作は満場一致で決まった。
是枝監督は「プロットを手にした4年半ほど前から主人公の少年2人が抱える葛藤とどう向き合うべきか考えてきた。映画を愛していただき、感謝している」と語った。(共同)
是枝裕和監督「怪物」がクィア・パルム賞、カンヌで日本初…LGBTQを扱う作品対象(2023年5月27日配信『読売新聞』)
【カンヌ=松田拓也】第76回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品されている是枝裕和監督(60)の「怪物」が、LGBTQ(性的少数者)を扱った作品に与えられる「クィア・パルム賞」を受賞した。配給元が27日、発表した。日本映画では初の受賞。
役所広司が名匠ヴェンダース映画で演じるトイレ清掃員は「気まぐれで優雅」…カンヌ最終盤に大喝采

「怪物」の公式上映後、スタンディングオベーションに応える是枝監督(17日)
「怪物」は、郊外の町を舞台に、子ども同士のケンカと思われた出来事が、大きな事件に発展していく物語。2人の少年を黒川想矢さん(13)、柊木陽太さん(11)が演じている。是枝監督は「少年が抱えている葛藤とどう向き合うべきなのか、とても時間をかけてやってきた。この映画を愛していただき、感謝します」とコメントした。

「クィア・パルム賞」を受賞した是枝裕和監督(左から2人目)=フランス・カンヌ
フランス南部で開かれている第76回カンヌ国際映画祭の授賞式に先立ち、是枝裕和監督の作品「怪物」が、独立賞の一つでLGBTQを扱った映画に与えられる「クィア・パルム賞」を受賞した。配給元が27日までに発表した。日本映画としては初の受賞という。
同賞は10年に創設。公式部門と別に組織され、映画監督や俳優、各国のクィア映画祭のプロデューサーらが審査員を務める。カンヌ国際映画祭に出品された作品から選ばれ、今作は満場一致で決まった。
是枝監督は「プロットを手にした4年半ほど前から主人公の少年2人が抱える葛藤とどう向き合うべきか考えてきた。映画を愛していただき、感謝している」と語った。(共同)
是枝裕和監督「怪物」がクィア・パルム賞、カンヌで日本初…LGBTQを扱う作品対象(2023年5月27日配信『読売新聞』)
【カンヌ=松田拓也】第76回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品されている是枝裕和監督(60)の「怪物」が、LGBTQ(性的少数者)を扱った作品に与えられる「クィア・パルム賞」を受賞した。配給元が27日、発表した。日本映画では初の受賞。
役所広司が名匠ヴェンダース映画で演じるトイレ清掃員は「気まぐれで優雅」…カンヌ最終盤に大喝采

「怪物」の公式上映後、スタンディングオベーションに応える是枝監督(17日)
「怪物」は、郊外の町を舞台に、子ども同士のケンカと思われた出来事が、大きな事件に発展していく物語。2人の少年を黒川想矢さん(13)、柊木陽太さん(11)が演じている。是枝監督は「少年が抱えている葛藤とどう向き合うべきなのか、とても時間をかけてやってきた。この映画を愛していただき、感謝します」とコメントした。
スポンサーサイト