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会津若松市が広報誌記事を手話動画で発信 福島県内初の試み(2023年6月6日配信『河北新報』)

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6月号の記事「熱中症を予防しましょう」の手話動画の一こま

 会津若松市は、毎月発行の広報誌「市政だより」の一部記事を手話で伝える取り組みを始めた。障害の有無にかかわらず市政情報を市民に平等に届けようと、手話を収めた動画を5月号から市ウェブサイトで発信している。自治体広報誌の内容を手話で紹介するのは福島県内では初の試み。東北でも数少ない取り組みとみられる。

 「手話の市政だより」と題し、5月号は「あいづ食の陣・春テーマ食材は会津アスパラ」など記事8本、6月号は「熱中症を予防しましょう」など16本の動画を掲載。サイトの見出し一覧から、見たい動画を選択できるようにした。

 記事は、手話動画の制作を委託する市民団体「会津手話サークルみみごえ会」と市が相談して抜粋。5、6月号では新型コロナウイルスや障害者福祉、健康診断、催しの告知など生活に身近な情報を選んだ。

 みみごえ会は手話表現を吟味して動画を仕上げる。星るつ子会長(59)は「点字や音訳の市政だよりはあるのに手話はなかった。手話動画は大きな進歩。いつでも、どこでも手話通訳者が存在する世の中をつくりたい」と意欲を語る。

 今回の取り組みは「県内の関係者に好評」(県聴覚障害者協会)と歓迎されている。あいづ聴覚障害者協会の高畑公一会長(65)=会津若松市=も「うれしい。手話なら情報が100%近く通じる」と喜ぶ。

 「文章では理解にずれや勘違いが生じ、正確に伝わらないことが少なくない」と高畑さん。手続きの進め方や障害者向けの制度などが分からず、市施策の恩恵を受けられなかった人もいるという。

 市は3月に「市手話言語及びコミュニケーション手段に関する条例」を施行した。策定過程で手話を使う市民らと意見交換を重ね、手話の市政だよりの下地になった。




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