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子どもの居場所を学生の手で 28、29日に学習スペース(2019年12月14日配信『山陰中央新報』)

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28、29の両日に中学生向けの学習スペースを開く(左から)足立元さん、白鳥博之さん、小内ゆいさん=出雲市塩冶神前1丁目、島根民医連医系学生サポートセンター

 家や学校以外に子どもたちが集まれる居場所をつくろうと、島根大医学部(出雲市塩冶町)の学生約15人が団体「てごほ~む」を立ち上げた。出雲市で28、29の両日、それぞれの個性にあわせて勉強のやり方を助言し、学ぶ楽しさを感じてもらう学習スペースを開設する。今後、地域に入り込みながら取り組みの幅を広げる。てごほ~むの活動を楽しむ言葉「てごる」を、子どもたちの間ではやらせるのが目標だ。

 「てご」は出雲弁で「手伝い」の意味。安心できる家(ホーム)のような場をつくろうと「てごほ~む」と名付けた。

 代表を務める医学科4年の足立元(げん)さん(31)=東京都出身=は、少年の更生に携わる法務教官を経て医の道を志した。出雲市で外国籍の子の手助けをするボランティアに携わり、学習に苦労する姿を見てきた。同4年の小内(おない)ゆいさん(28)=北海道出身=は、自宅の塾を手伝う中で発達障害の子の実情を知った。同4年の白鳥博之さん(35)=千葉県出身=も不登校児らの家庭教師をして関心を深めた。思いが重なり合い、十分な支援が行き届いていない子どもたちのために何かしようと動き出した。

 中学生を対象とする学習スペースは、医学部近くの島根民医連医系学生サポートセンター(出雲市塩冶神前1丁目)に開く。冬休みの宿題などについて教えるが「解法を指導するのではなく、学ぶ楽しさや解ける自信を持ってもらう」(小内さん)のが狙いだ。茶菓子を用意し、進路相談にも乗る。勉強はせず、会話するためだけに訪れてもいい。

 空き家を活用して高齢者と子どもが触れあうような場を設けることや、入院している子どもの学習支援なども今後検討する。白鳥さんは「てごろっか?、みたいな言葉が生まれるくらい活動を長く続けたい」と意気込む。足立さんは「どう発展するか分からないが、誰かの居場所をつくれたらうれしい」と話す。

 学習スペースは両日共に午前9時~正午に開き、無料。氏名、学年、学校名、参加日、保護者の連絡先を記して申し込む。メールアドレスは、tegohome.shimane@gmail.com




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