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総務省キャリア自殺、労災認定 遺品に「残業確実」の歌(2019年12月25日配信『朝日新聞』)

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亡くなった男性の遺品から見つかった紙には、総務省の先輩官僚が男性ら同省内定の学生を歓迎する懇親会で披露した歌の歌詞があった。「やったやった 国会待機」「やったやった 残業確実」などの文言が読める

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亡くなった男性の遺品から見つかった紙には、総務省の先輩官僚が男性ら同省内定の学生を歓迎する懇親会で披露した歌の歌詞があった。「2時間睡眠」「生きていければLuckyだ」などの文言が読める

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亡くなった男性の遺品から見つかった、総務省の先輩官僚が歌った歌の歌詞

 総務省キャリア官僚の男性(当時31)が自殺したのは長時間労働でうつ病を発症したためだったとして、同省が公務災害(労災)を認定した。23日付。代理人弁護士が25日発表した。
 男性は2008年に総務省に入省し、要職を任され続けたが、残業も増大。総務省が開示した資料によると、大臣官房総務課の係員だった11年3月は東日本大震災の対応などで時間外労働が168時間、同4月は178時間にのぼった。

 官房企画課の係長として税制改正に関わっていた13年11月には135時間の残業があり、この月に過重労働が原因のうつ病を発症したとみられる。男性は翌年3月下旬に自殺した。

 記者会見した遺族側代理人の川人博弁護士によると、男性の遺品からは、総務省に内定した際の懇親会で先輩官僚たちが披露した歌の歌詞の紙が見つかったという。「やったやった 国会待機」「やったやった 残業確実」「2時間睡眠」などの文言があり、川人氏は「男性は内定段階から過酷な長時間労働を前提に職場に迎え入れられていた」と指摘した。

 男性は2008年に総務省に入省し、要職を任され続けたが、残業も増大。総務省が開示した資料によると、大臣官房総務課の係員だった11年3月は東日本大震災の対応などで時間外労働が168時間、同4月は178時間にのぼった。

 官房企画課の係長として税制改正に関わっていた13年11月には135時間の残業があり、この月に過重労働が原因のうつ病を発症したとみられる。男性は翌年3月下旬に自殺した。

 記者会見した遺族側代理人の川人博弁護士によると、男性の遺品からは、総務省に内定した際の懇親会で先輩官僚たちが披露した歌の歌詞の紙が見つかったという。「やったやった 国会待機」「やったやった 残業確実」「2時間睡眠」などの文言があり、川人氏は「男性は内定段階から過酷な長時間労働を前提に職場に迎え入れられていた」と指摘した。

 川人氏によると、総務省は男性の死亡後、公務災害にあたるかどうかの調査を始めたものの、その後手続きを放置。総務省から5年にわたって何の説明も受けられなかったことから、遺族が今年10月9日に公務災害の認定を申請した。鈴木茂樹・総務事務次官(当時)は男性の父親に対し、「天国の男性に謝罪し、またご遺族に謝罪し、お悔やみ申し上げます」と謝罪した。

 総務省は朝日新聞の取材に「男性が亡くなった後、調査は開始していたが、公務災害に認定できるかどうかの精緻(せいち)な説明を詰め切れないまま手続きが遅くなってしまった。申し訳なく思っている」(秘書課)とした。

 男性の父は25日、「このたび、息子の死亡が公務上災害と認定されましたが、息子が帰ってくるわけではありません。あれほど頑張り屋だった息子が、自分で亡くなってしまうほどに、なぜそこまで追い込まれることになってしまったのか、明らかになることを望んでいます」、母は「今回、提出した資料などをみていると、息子からサインが出されていたのに、こうなってしまう前に防げたのではないか、と悔しい気持ちです。省庁に代わりの職員はいても、私たち家族にとっては、息子の代わりはいません。公務上災害と認定されましたが、二度とこのようなことがないように対処して欲しいと思います」と、それぞれコメントを出した。




職員自殺は「超過勤務」 総務省、遺族の労災申請で謝罪(2019年10月9日配信『朝日新聞』)

 2014年に自殺した総務省キャリア官僚の男性(当時31)の両親が9日、自殺は長時間労働でうつ病を発症したからだとして、同省に公務災害(労災)の認定を申請した。同省は男性の自殺が業務に起因するものだったかを調査したが、結論を出さないままうやむやになっていたため、両親が申請に踏み切ったという。鈴木茂樹・総務事務次官はこの日、男性の父親と面会し、男性が過重勤務に陥っていたとの認識を示して謝罪した。

 遺族側代理人の川人博弁護士によると、同省は公務災害を認める方向で今後、人事院と協議すると表明したという。鈴木次官は男性の父親に対し、「男性は総務省の中でも重要な仕事を続けていた。超過勤務により(業務が)量・質とも負担になり、追い詰められた結果、このような事態に至ったと認識している。天国の男性に謝罪し、またご遺族に謝罪し、お悔やみ申し上げます」と述べ、深々と頭を下げたという。

 川人氏によると、男性は国家公務員採用1種(現・総合職)試験に合格して08年に総務省に入り、大臣官房などでの勤務が続いた。13年秋からは当時の消費税率の引き上げに伴う業務に携わり、長時間労働が続いたという。13年11月末のうつ病発症までの1カ月間には、「過労死ライン」を大きく超過する月135時間の時間外労働をしていた。同年末ごろから勤務を休みがちになり、通院先では上司とのトラブルを訴えていた。翌14年3月に自殺したという。






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Author:gogotamu2019
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