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「自分の問題と考えて」 相模原事件でシンポ、横浜(2020年1月11日配信『共同通信』)

 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷された事件の裁判員裁判が始まったのに合わせ、障害者やその家族、支援者らでつくるグループが11日、横浜市内でシンポジウムを開いた。「自分は良識があると思い込まず、全ての人が自身の問題として考えるべきだ」などと意見を交わした。

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シンポジウムで発言する精神科医の高岡健さん。右は車いすを利用する障害者で、グループホームを運営する千田好夫さん(11日午後、横浜市)

 植松聖被告(29)は意思疎通のできない障害者を狙ったとされる。精神科医の高岡健さんは「コミュニケーション能力の重視といった世間の考え方と、被告の思想は結びつき得る」と問題提起。公判で検察側が、被告の考えは「障害者施設での勤務や社会情勢を踏まえて形成された」と述べたことにも注目すべきだと指摘した。

 障害者福祉が専門の河東田博・浦和大特任教授は「閉鎖的で自由がない入所施設の現状を知ったことが、大量殺傷に駆り立てたと考えている。一人一人が暮らしたい場で生活するのが基本となるべきだ」と強調した。

 車いすを利用する障害者で、グループホームを運営する千田好夫さんは、被告が施設職員だったことを念頭に「支援者だけでなく、多くの人が関わる仕組みをつくらないといけない」と訴えた。




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