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ゴーンが逃亡直前「極秘インタビュー」10時間で語ったこと(2020年1月20日『日刊ゲンダイ』)

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ベイルートに逃亡したカルロス・ゴーン被告(左)と郷原信郎弁護士(C)日刊ゲンダイ

 保釈中にレバノンに逃亡した日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告。保釈中、日本国内で密かに「極秘インタビュー」に応じていたことが分かった。元東京地検特捜部検事の郷原信郎弁護士に計5回、10時間にわたって語っていた。郷原弁護士を直撃した。

  ◇  ◇  ◇

 ――ゴーン被告に「極秘インタビュー」をしたと聞きました。

「ゴーン氏には発言の機会が与えられず、完全に封じられているような状況が続いていました。そこで、ゴーン氏の話をしっかりと聞き、あらためてこの事件を考えたいと思いました。裁判をできる限り公正に進めていくため、世の中に事件を正しく理解してもらうために必要だろうと考えたからです」

 ――いつから、どこで、どのくらいの時間をかけてインタビューしたのですか。

「昨年11月の下旬から5回ほどです。場所は都内にあるゴーン氏の知人宅で、最後は(ゴーン氏逃亡直前の)12月27日の午後でした。計10時間以上、インタビューしました」

 ――どんな話を聞いたのですか。

「事件のことはもちろん、日産の西川広人前社長のことや、国際的な企業家として、最近の北米事業の不振をどう捉えているのか、についても尋ねました」

 ――しかし、ゴーン被告は突然、レバノンに逃亡してしまった。

「最初に報道を聞いた時、何が起きたのか分かりませんでした。つい4日前まで話を聞いていたのに、そんなバカなことないだろうと。愕然としましたね」

 ――最後のインタビューをした際、ゴーン被告の様子に変化はありましたか。
「それまでのインタビューの時と表情は変わらず、(逃亡のそぶりなどには)気付きませんでしたね。ただ、今、あらためて振り返ると、言葉が少なかった」

 ――インタビューの内容を出版する予定だったと聞きました。予定通り出版するのですか。

「こういう事態になり、取りやめになりました。今のところは白紙状態です。あらためて13日にテレビ電話でゴーン氏と話をしたところ、インタビュー内容は自由に使ってもらって構わないということでした」

 ――13日のテレビ電話では、逃亡理由を聞いたのですか。

「当然、聞きました。すると、ゴーン氏は2つの理由を挙げていました。1つ目は、裁判官は2020年9月に2つ目の裁判(特別背任)を始めると約束していたが、突然、検察の意向で変えたと。それによって、公判が始まる時期が延びた。迅速な公判を受けるという刑事司法の基本的な原則が全く守られていないと大きな失望を感じたと。もう1つは、裁判が始まるまで家族と面会できない。それで私は出国を決意したと語っていました」




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