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政府専用機で行くべきではなかったか(2020年1月31日配信『日刊スポーツ』ー「政界地獄耳」)

★日本政府が中国に派遣したチャーター機で、武漢から帰国する際に、片道分の正規のエコノミー料金税別で1人8万円の利用料を政府が請求するとの報道に国民からの失望が広がる。「桜を見る会」の私物化や新人の参院議員候補者に1億5000万円をポンと払い、違法性はないと胸を張るのに比べて、邦人保護に請求書はなじまないのではないかとの国民の声だ。29日には参院予算委員会でも同様の質問に外相・茂木敏充は「搭乗者本人の航空費などはこれまでも本人に負担してもらった。今回も同様の措置を取る形にした」と説明した。

★自民党幹事長・二階俊博も「突然の災難だ。本人だけに負担させるのではなく国を挙げて対応するのは当然だ」と政府の冷たさを批判。また、帰国邦人の経過観察のため宿泊施設での滞在を希望する人を受け入れた「勝浦ホテル三日月」にも「敬意を表したい」と述べたが、政府は万全の対応をしているとは言い難い。

★1985年のイランイラク戦争。テヘランに取り残された邦人は、各国は民間機が自国民の救出にあたる中、孤立していた。政府は民間機のチャーターをするものの飛ぶタイミングを計っていた。するとトルコ政府が2機を邦人脱出用に確保してくれ事なきを得たことがある。当時の外相・安倍晋太郎は「日本外交を褒めてもらいたい」とした。その後、安保法制、自衛隊法改正で当事国の了解を得て邦人救出に自衛隊機が行くことは可能になったが、武漢に飛ぶ際にも政府専用機で行くべきではなかったか。さまざまな禍根が残る脱出劇だった。




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