FC2ブログ

記事一覧

招いたけど招待はしていない(2020年1月11日配信『しんぶん赤旗」-「潮流」)

 招いたけど招待はしていない。捨てたけど破棄ではない。答えているけど答弁ではない。これ、なんにでも使えるわー、ついに大喜利が始まった

▼募っているけど募集はしていない―。「桜を見る会」の問題を連日国会で追及されている安倍首相から飛び出した“迷答弁”。地元の後援会員らを幅広く募っていたと迫る共産党・宮本徹議員の質問に述べたもので、すぐにツイッターなどで盛り上がりました

▼すりかえる、ごまかす、しらばっくれる。みずから口にした「説明」をなげすて、不誠実な態度に終始する首相にあきれ、怒る声が改めてひろがっています。このままでは、どこまでも国が落ちぶれると

▼きのうの田村智子議員への答弁もそうでした。税金を使った公的行事に支援者を大量に招待し、その事実を隠ぺいする数々の法違反。疑いを晴らすには調べ、資料を示し、真相を明らかにすべき。そうただされても言い逃ればかりの首相に行政を語る資格があるのか

▼悪質なマルチ商法で名高い人物を招いたことがさらに被害を拡大させたことにも個人情報や一般論をもちだし、痛みに寄り添おうともしない。いくら国民が納得しなくとも一つでも事実を認めたら命取りと逃げ続ける情けない姿です

▼これだけ私物化が公になっても恥じない首相。それを守るため口裏合わせに躍起な政権や官僚。くり返されてきた醜い慣行は政治への不信をまん延させてきました。ツイッターにはこんなやゆも。「日本を壊しているけど破壊はしていない」



田村議員、山添議員 「桜」追及 参院予算委(2020年1月31日配信『しんぶん赤旗」)

 日本共産党の田村智子副委員長、山添拓議員は30日、参院予算委員会で質問に立ち、新型コロナウイルス関連肺炎への対策、安倍晋三首相による「桜を見る会」の私物化や首相「推薦枠」での悪徳マルチ会社元会長の招待疑惑、公文書管理問題などをただしました。

2020013101_01_1.jpg
質問する田村智子副委員長=30日、参院予算委

新たな疑惑
総裁選前に急増 18年 地方議員招待


 田村氏は、安倍晋三首相の地元事務所が「桜を見る会」に幅広く参加者を募り、地元有権者を買収していた疑惑に加え、自らの「支援者」を増やすために地方議員を大量招待していた疑惑を明らかにしました。

 自民党総裁選のあった2018年の「桜を見る会」をめぐっては、「総理大臣等」の推薦者が前年比25%増と急増しています。田村氏は、地方議会からの参加者は、通常「道府県の知事および議会議長等の2分の1」(東京都以外)に絞られているのに、「しんぶん赤旗」日曜版が確認しただけでも18年に自民党都道府県議の約1割が参加していると指摘。自民党の都道府県議がSNSやブログで発信している言葉を紹介しながら、「18年の自民党都道府県議への招待が、いかに異例かがここからもわかる」と述べました。

 安倍首相は「『桜を見る会』の招待者については、最終的には内閣官房および内閣府において取りまとめを行っている」などとはぐらかしました。田村氏は、「18年春、森友・加計問題や財務事務次官のセクハラ辞任、自衛隊『日報』隠蔽(いんぺい)などで支持率が落ち込み、総裁選はピンチだと言われていた。『桜を見る会』が総理の座に居座り続けるための手段として利用されたのではないか」と強調しました。

2020013101_01_1b.jpg
質問する山添拓議員=30日、参院予算委

言い訳崩壊

公開前提の名簿 内閣府「開示対象も」

 山添議員は、内閣府の文書が「桜を見る会」への招待者の名簿を「公開を前提にしている」とする事実をつきつけ、名簿公開を拒否する安倍政権を厳しく批判しました。

 内閣府の大塚幸寛大臣官房長は、情報公開請求があった場合に「開示の対象になる場合もある」と認めました。安倍晋三首相が「個人に関する情報だ」として、名簿公開を拒否する根拠が成り立たないことが明らかになりました。

 山添氏は、内閣府が各省に同会招待者の名簿提出を依頼した事務連絡文書に、情報公開法に基づき「(名簿は)開示請求の対象とされたことがありますので、この点を念頭に置かれた上で推薦されますようお願いします」と記されていると指摘。「公開が前提だ」と迫りました。

 さらに、参院自民党が改選議員あてに、招待者の申し込みを案内した文書に「名簿全体を公開されることもあります」と記載されていることを示しました。

 その趣旨を内閣官房から首相官邸などに伝えたかをただした山添氏に対し、大西証史内閣審議官は「事務的に伝えた」「総理、副総理、官房長官、副長官、それぞれの事務所に推薦依頼をしていますので、それは同様(伝えた)と考えています」と答弁しました。

 山添氏が「安倍事務所の推薦分についても開示請求の対象となり得ると伝えられていたのではないか」と迫ると、安倍首相は「公開の対象とされることと、名簿全体を公開されることとは違う」などと、はぐらかしの答弁に終始しました。



参院予算委 田村副委員長が質問(2020年1月31日配信『しんぶん赤旗」)

「桜」疑惑 安倍首相に迫る

 安倍晋三首相主催の「桜を見る会」の私物化疑惑―。日本共産党の田村智子副委員長は30日の参院予算委員会で、安倍首相が地元支援者を大量招待し、マルチ商法会社の元会長にまで招待状を送っていただけでなく、自民党の地方議員を大量招待して総裁選対策に利用していたことを告発しました。

キャプチャ
安倍晋三首相に質問する田村智子副委員長(右端)=30日、参院予算委

キャプチャ2
答弁する安倍首相

「マルチ」会長なぜ招待? 被害者の声に首相答えず


 田村氏は、安倍首相がマルチ商法会社「ジャパンライフ」の山口隆祥元会長を「桜を見る会」に招待し、同社が招待状を“最後の荒稼ぎ”に利用していた問題を指摘。「結果として多大な実害をもたらした」として、安倍首相の道義的責任をただしました。

 田村氏が「主催者、招待者としてどう受け止めているか」とただしたのに対し、安倍首相は「一般論としていえば、『桜を見る会』が企業や個人の違法、不当な活動に利用されることは決して容認できない」というだけでした。

 田村 ジャパンライフ会長だった山口氏は「桜を見る会」に招待されるような功績・功労のあった人物か。

 麻生太郎財務相 マルチ商法でしたっけ。その初期に出ていた名前の人だったなという記憶しかない。

2020013103_01_0b.jpg
「桜を見る会」の招待状を宣伝するジャパンライフの文書

 田村 (山口氏は)悪質なマルチ商法を繰り返した有名人。勉強している政治家なら知らないはずがない。総理も、当然、ご存じですよね。

 首相 私自身はつまびらかに承知していない。

 ここでも言い逃れの答弁に終始する安倍首相。田村氏は、被害者から届けられた「こんな人物を、なぜ、安倍総理は招待したのか」「招待状を出した責任を誰がとるのか」との声を紹介し、「この声にどう答えるか」と重ねて安倍首相の責任をただしました。

 ところが、安倍首相は「個人に関する情報であるため、招待されたかどうかも含め、回答を差し控える」などと繰り返すだけ。審議は、たびたびストップしました。

 田村氏が「(首相が)『容認できない』という事態が起きているのだから、調べるべきだ」とただすと、安倍首相は「個々の招待者について今から調べることは困難」などと答弁。田村氏は「『臭いものにふた』。これでは政治そのものが腐ってしまう」と強調しました。

2020013103_01_0c.jpg
「桜を見る者)数の推移

自民地方議員を大量招待 支援者増狙いアピールか

 「桜を見る会」への政治推薦枠の招待者数が9494人(前年比25%増)と最も多かった2018年。田村氏は、この年だけ自民党の地方議員が大量に招待されていたことを指摘し、安倍首相が同年9月の自民党総裁選をにらみ、「安倍総理の支援者を増やす目的があったのではないか」と追及しました。

 18年の「桜を見る会」に関して「読売」(18年5月4日付)は〈自民党衆院議員の一人は思った。「これは党総裁選を意識した地方の『党員票』対策の一環なんだな」〉とする記事を掲載していました。

 田村 12年の総裁選では地方党員票で安倍首相が石破茂氏を上回ったのがわずか6県。リベンジを果たすべく地方議員を「桜を見る会」に大量招待したのではないか。

 安倍首相 私の事務所の一存で招待者を増やすことは困難と考えている。

 内閣府によると、地方議会の推薦基準は「道府県の知事および議会議長等の2分の1」とされています。しかし、「京都」(19年11月30日付)は「内閣府が自民党所属の京都府議と滋賀県議全員に招待状を送っていた」と報道しました。

 「いつもですと各県の自民党の幹事長のみが招待を受けるのですが今年は各県議も招待されるとのことです」(福島・長尾トモ子県議)、「普通は、県議会議長など要職の方しか参加することができないと聞いておりましたが、大変名誉なこと」(山形・柴田正人県議)。

 田村氏はSNSで語られた自民地方議員の大量招待の事実を裏付ける“証言”を示し、18年の「桜を見る会」への参加が確認できた自民地方議員は121人、自民党都道府県議の約1割(「赤旗」日曜版調査)にのぼると告発しました。

 18年の「桜を見る会」の前日には都内で自民党の「都道府県議会議員研修会」もセットで開かれ、安倍首相がきついスケジュールのなかで地方議員と写真撮影し、参加議員から感謝されていました。

 田村氏は、「安倍総裁は歴代総裁の中でも、とりわけ私たち地方議員を大切にして下さっていると感じる」(東京・早坂義弘都議のブログ)などを紹介。18年は森友学園公文書改ざん、加計学園疑惑、財務省官僚トップのセクハラ、自衛隊イラク派遣日報隠ぺいなど数々の問題に批判が強まり、内閣支持率が落ち込んでいたとして、苦境に立たされていた安倍首相が総裁選を視野に地方議員にアピールしたのではないかと追及しました。

 田村 桜を見る会が総理によって、総理の座に居座り続けるための手段としても利用された。

 首相 自民党の総裁選挙に勝つというのはそう簡単なことではない。

 開き直る安倍首相。田村氏は「こういう事実の一つ一つを見てみると、総理が桜を見る会を利用して自分の支援者を増やし続けてきた」と強調しました。



参院予算委 山添議員が質問(2020年1月31日配信『しんぶん赤旗」)

「桜」疑惑 安倍首相に迫る

招待者名簿は公開が前提 ルールの恣意的運用批判

2020013102_03_0.jpg
安倍首相に質問する山添拓議員(右)=30日、参院予算委

 「ウソとごまかしの数々を認め、国民と国会に事実を明らかにすることを強く求める」

 日本共産党の山添拓議員は30日の参院予算委員会で、首相主催の桜を見る会私物化疑惑について、安倍政権が、情報公開法の趣旨に反して招待者名簿を公開せず、文書管理のルールを恣意(しい)的に運用していると批判しました。

内閣府文書示し

 山添氏は、安倍首相が桜を見る会への招待者について「個人に関する情報だ」と開示を拒んでいることについて、内閣府の文書に、情報公開法に基づき、名簿が「開示請求の対象とされた」ことを考慮することが指摘され、自民党の招待者の申し込み案内の文書では「名簿全体を公開されることもあります」と書かれていることを示し、招待者名簿は公開が前提ではないかただしました。

 山添 官邸に同様の文書を送っていたのではないか。

 大西証史内閣審議官 事務的に伝えた内容だ。推薦者を選考するにあたって国民から疑惑がもたれることがないよう十分考慮してという考えだ。

 安倍首相は、公開については伝えられていなかったと強弁し、答弁の食い違いで、議事は中断しました。

 山添 首相官邸にも伝えられたのではないか。

 大西 総理、副総理、官房長官、副長官の事務所に推薦依頼をしているので同様(伝えている)です。

 山添 安倍事務所の推薦分についても開示請求になり得ると伝えられていた。

 首相 趣旨にふさわしい方を募ってくださいと書いているという意味だ。

あえて短縮とは


 山添氏は、開示され得る文書は、1年は保存が情報公開法の施行令の原則だと指摘。2018年4月に1年保存から1年未満に変更した理由を質問しました。内閣府は文書管理のガイドラインの改定を受けて行ったと答弁。

 山添 ガイドラインの改定はなぜ行われたのか。

 渡辺清大臣官房総括審議官 公文書に対する不適切な取り扱いの事案があったことを踏まえた。

 山添氏は、森友問題で、当時の佐川宣寿財務省理財局長が国会で「近畿財務局と森友学園の交渉記録はない」「保存期間が1年未満で廃棄した」と説明していたことをあげ、「その反省から1年未満文書を少なくするために改定したのではないか」と追及。

 首相 事務方から回答した。

 山添氏は、安倍首相が18年の桜を見る会で「うみをだしきるため」と述べていたことを示し、「そのためにガイドラインを改定したにもかかわらず、あえて『桜』の名簿の保存期間を1年から1年未満に短くしたのか」と追及。「少なくとも、国会で2019年に桜を見る会に疑念が持たれた時点で招待名簿の保存期間を1年に戻すか、延長すべきだった」と主張しました。



田村・山添両議員の「桜」追及(2020年1月31日配信『しんぶん赤旗」)

野党協力し答弁求める 首相苦しい言い訳

参院予算委

 30日の参院予算委員会で日本共産党の田村智子、山添拓両議員は、「桜を見る会」の私物化疑惑を追及しました。決まり文句の繰り返しで逃れようとする安倍首相に対し、野党各党が協力して抗議して審議は何度も中断。与野党の攻防が続きました。追い詰められた首相は苦しい言い訳に終始しました。(松浦裕輝、安川崇)

2020013114_01_1.jpg
与野党理事の協議を見つめる安倍晋三首相(中央)=30日、参院予算委

 マルチ商法の「ジャパンライフ」元会長が会に招待され、招待状が「最後の荒稼ぎ」に使われ被害を拡大したとされる問題。田村議員の追及に首相は具体的な説明をしないまま、「個人にかかわることは、招待の有無も含めてお答えを差し控える」「同じ質問だから同じ答弁になる」という従来の答弁を少なくとも3~6回繰り返しました。

 当初は静かだった議場も、野党席から「これじゃ進まない」「同じペーパーを読んでいるだけだ」といらだった声が上がるように。立憲民主党や国民民主党も含めて野党理事が委員長席に駆け寄り、与党側と委員長に答弁の改善を求めます。

 約4分半の中断の末、自民党の理事が首相に何かを話しかけ、首相はうなずきました。

 再開され答弁席に戻った首相は「一般的に『桜を見る会』が違法な活動に利用されるのは容認できない」という従来の説明の後に、「私が主催する会でこういう行為がなされたとしたら決して容認できない」と付け加えました。

 田村氏は「だから調べなきゃダメなんです」とくぎを刺しました。

 山添氏は、安倍事務所から推薦された招待者が事実上ノーチェックで参加していた疑惑について、人数など記録を示すよう追及しました。安倍首相は「招待しなかった人物の記録はない」と答弁しました。

 山添氏が「記録がなくても記憶はあるのでは」と畳みかけると、つっかえながら「それは定かではない」「7年間のことなので難しい」と釈明します。

 山添氏が重ねて「昨年度(の記憶)だけでいい。内閣府の皆さんはいつもそうやって記憶をたどって確認するじゃないか」と迫ると、安倍首相は「あの、それはですね、なかなか難しい」などと苦しい答弁。議場からは「なんでー」と大声が上がりました。





スポンサーサイト



プロフィール

gogotamu2019

Author:gogotamu2019
障害福祉・政治・平和問題の最新ニュース・論説紹介

最新記事

カテゴリ