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単身の高齢者に安心の住まいを 埼玉県が建設の集合住宅 住人同士の見守り促す(2020年2月7日配信『東京新聞』ー「埼玉版」)

 1人暮らしの高齢者が増加する中、埼玉県は住人同士の交流を通じて相互の見守りを促す単身高齢者向け集合住宅を建設し、モデルケースとする方針を固めた。

 県によると、第三者のサービスではなく、住人が見守り合う形は全国の公営住宅で初めてで、高齢者が安心して暮らせる環境を整える。20日開会予定の県議会2月定例会に提出する新年度当初予算案に、設計・工事費として約2億円を盛り込む。 

 建設地は、1967年の埼玉国体選手村として国体の2年前に建てられた上尾市の県営住宅「上尾シラコバト団地」内を予定。全50戸の6階建てマンションのうち、1階の15戸分をモデル住宅とし、2~6階とは玄関を別に設ける。

 1階部分は、食事や会話を楽しめる共有スペースを通って、自分の部屋に入る構造。居室は約25平方メートルで、それぞれ台所やトイレ、風呂がある。屋外には菜園や花壇作りを楽しんだり、移動販売車で買い物ができたりするスペースも設け、人の気配を感じられるようにする。

 第三者の見守りサービスを活用するわけではないため、住人の金銭的負担は抑えられるという。

 県によると、県営住宅は300団地で計2万7000戸分あり、うち65歳以上の単身世帯は5300戸(昨年4月1日時点)。入居者の高齢化率は32%で、県内全体の高齢化率25・9%を上回り、増加傾向にある。一人暮らしの高齢者が地域から孤立するケースが社会問題となっており、県営住宅でも自治会役員や新聞配達員ら見守りサポーターからの通報が年間十件ほどあるという。

 県は本年度から、モデル住宅の構想を検討していた。新年度に設計に入り、2022年度の完成を目指す。 

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上尾シラコバト団地




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Author:gogotamu2019
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