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吉祥寺駅彩る、障害者アート JR東「駅ミュージアム」第1弾(2020年2月9日配信『東京新聞』)

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武蔵野市内の障害者らが描いた動物の絵が通路の柱などに装飾された「ステーションミュージアム吉祥寺」=JR吉祥寺駅の南北自由通路で

 武蔵野市のJR吉祥寺駅の南北自由通路(はなこみち)で、障害者が描いた絵で駅施設を彩る「ステーションミュージアム吉祥寺」が開かれている。JR東日本が、子会社のJR東日本スタートアップ(新宿区)を通じて始めた障害者アートを活用する実証実験の第1弾。今月末まで。 

 自由通路入り口付近に、動物の絵のアート看板を設置。通路に並ぶ10本の柱にも動物の絵をパターン化した作品を掲示した。柱は青や黄色に彩られ、色の違うラッピング包装紙で包まれたように見え、通路がおしゃれに生まれ変わっている。

 作品は、地元の社会福祉法人武蔵野の施設で開いたワークショップで、知的障害や身体障害のある九十人が制作した。

 実証実験は、障害者アートの製品化に取り組むヘラルボニー(岩手県花巻市)と協力して計画した。JR東日本スタートアップのシニアマネージャー俵英輔さんによると、吉祥寺駅を選んだのは、武蔵野市が2017年から毎年7月に「武蔵野アール・ブリュット展」を開くなど、他地域に比べ障害者アートへの関心が高いため。「行政施設や美術館に比べ、駅は人の目に触れるチャンスが格段に多い。地域一体で盛り上げ、障害者アートで彩ることに挑戦したかった」と語る。

 第2弾は17日から1週間、品川駅構内のイベント広場で、再生繊維を使ったTシャツに障害者アートをプリントして販売する催しを開く。吉祥寺駅で使った作品も含まれ、収益の一部を社会福祉法人武蔵野に還元する。

 第3弾は、駅の改良工事などの現場で、仮囲いに使う横断幕や耐水シートを障害者アートで彩る計画を進めている。掲示終了後に回収し、かばんや文具に生まれ変わらせ、商品化する予定という。

 事業としての収益面を検証し、継続性が認められれば、ステーションミュージアムなどを全国展開したい考え。俵さんは「障害のあるアーティストに、より多くのお金を還元できるモデルを作りたい」と意欲を示している。 

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昨年11月に社会福祉法人武蔵野で開かれた作品制作のワークショップ=武蔵野市で(ヘラルボニー提供)



キャプチャ

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